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【建築巡り】 good coffee 学芸大学

こんにちは!
今回は日常の中で発見した店舗のデザインやディティールを図面化し、考察を交えるという新企画の第3弾です。

今回訪れた店舗は去年秋に目黒区の碑文谷にオープンしたコーヒーとアパレルのお店、『good coffee 学芸大学』です。

今回、この場所を選んだ理由としては、以前訪れた際に、店内のカフェテーブル付きのベンチのデザインが印象に残り、細かいディティールなども含め、もう一度見たいと考えていたから。

空間のデザインの特徴としては、店内は白基調で空間全体に開放感を与えモルタル調のカウンターやカウンター裏の壁面は無機質さを演出し、合板で作られたテーブルやベンチは空間に温かさを持たせていること、店内中央のテーブルに飾られている花が空間のアクセントになっており、全体の配色がバランス良くまとめられているといったことが挙げられます。

アクセスは東急東横線の学芸大学駅から徒歩10分ほど、東急東横線の都立大学駅から徒歩8分ほどです。

外観
外観
内観

店内は広くて風通しが良く、とても居心地の良い空間でした。

アイスカフェラテ

いただいたアイスカフェラテもとても美味しかったです!

居心地が良すぎて本来の目的を忘れかけていましたが今回も店内で気になったデザインの考察に入りたいと思います。

今回気になったデザインはこちらの大きなカウンターです。素材はラワン合板を用いており、ベンチとコーヒーテーブル、背もたれが同じ素材で統一されており、とてもシンプルで美しいです。

図面化をするにあたり、まずは写真の撮影を行います。

寸法は、全体をiPhoneの測量アプリ、細部をメジャーで測りました(カウンター内部は見ることができなかったため想像も含みます)。

寸法を測った後、図面を描いてみました。

good coffee 学芸大学
立面図
平面図(背もたれなし)・B断面 断面図
A断面 断面詳細図
B断面 断面詳細図

図面化してみるとやはり高さや幅の長さ関係のバランスがよく、機能性も高いベンチであることが分かります。

図面化することによって、より理解を深めることができたことは
・ベンチ・コーヒーテーブルの高さ・奥行きなどの規格
・見えない部分の木材の組み合わせ方
・図面上の基本的な情報の表現
といったことがあり、シンプルだからこその拘りを感じることができました。

いかがでしたでしょうか。
今回は日常の中にあるデザインを図面化し、細部の造りや素材について考察を行いました。これからも様々なデザインの考察を投稿していきますので、是非いいね・コメント、フォローよろしくお願いします!

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