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【建築巡り】 SLow Page 麻布台ヒルズ
こんにちは!
今回は日常の中で発見した店舗のデザインやディティールを図面化し、考察を交えるという企画の第3弾です。
今回訪れた店舗は去年秋に麻布台にオープンした麻布台ヒルズのヒルズタワー4階の大垣書店内に併設されたカフェ『SLow Page 麻布台ヒルズ』です。
早速お店の紹介に入っても良いのですが、まずは麻布台ヒルズの建物の紹介から入りたいと思います。
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麻布台ヒルズは東京都港区麻布台に2023年11月にオープンした「緑に包まれ、人と人をつなぐ「広場」のような街−Modern Urban Village−」をコンセプトとする住宅、オフィス、商業施設などの都市機能を融合させた複合施設で、シンボルである麻布台ヒルズタワーは高さ330mで日本一高いビルになりました。
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外観はもちろんのこと内観も特徴的で、曲線が多く用いられたデザインが空間全体に温かさと安心感を与えています。
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館内はインテリアショップやアパレルの店が多く、店内のライティングや什器など、自分にとって学べるものが多かったです。
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その中でも自分が特に気になったのはこちらのカフェ『SLow Page 麻布台ヒルズ』です。外観からは大きな特徴は見受けられませんが店内の高級感のあるデザインに惹かれました。
デザインの特徴としてはコンパクトな店内に大きな和紙の天板のカウンターを置いて和を感じさせる空間を演出していること。カウンターの足元が左官による曲面の仕上がりとなっていることでフローリングとの繋がりを持たせ、空間に一体感を与えていることなどが挙げられます。
そこで今回はこのカウンターとグラスを飾る棚の図面を描いていこうと思います。
図面化をするにあたり、まずは写真の撮影を行います。
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カウンターの和紙の天板や天板を囲む金属のフレーム、カウンター下の左官仕上げの美しさが際立つデザインです。
そしてこの棚什器の寸法は、全体をiPhoneの測量アプリ、細部をメジャーで測りました(カウンター内部は見ることができなかったため想像も含みます)。
寸法を測った後、図面を描いてみました。
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※カウンターの内部の構造は他の事例を参考にして描いています。
図面化してみると、棚の天板の高さがグラスを種類ごとに分けやすいように設定されていたり、カウンターの天板を金属のフレームで囲むことで横から見た時の美しさが際立つようになっていることが分かります。
ちなみに、カウンターに使われている和紙の天板は京都の和紙職人、ハタノワタルさんによって作られたもので和紙の風合いと色がかすれた質感がとても美しかったです。
図面化することによって、より理解を深めることができたことは
・カウンターの高さ・奥行きなどの長さ関係
・曲面の下地の作り方
・カウンター内部の構造や骨組みの組み方
・図面上の基本的な情報の表現
といったことがあり、学ぶことがとても多かったです!
いかがでしたでしょうか。
今回は日常の中にあるデザインを図面化し、細部の造りや素材について考察を行いました。これからも様々なデザインの考察を投稿していきますので、是非いいね・コメントよろしくお願いします!
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