「向いていないことには、たくさんの喜びがある」と思える思考がすごい。
「向いてないことには、沢山の小さな喜びがある」
YouTubeの動画でミナペルポネンの皆川さんが話していた。皆川さんは器用な方ではなく、服を作ることに向いていないと思われていたそう。
でも向いていないことは出来ないことが多いということ、その分「出来るようになった!」という喜びが多いのではないかとお話しされていた。
後ろ向きな考えも前向きに楽しいことに変える力こそが皆川さんの大きな魅力であり強さなのかなと感じる。
ブランドは個性的なお洋服が多いが、皆川さん自体はとても落ち着いてシンプルなイメージ。
ブランド自体も、大きな広告を打っている訳でも高い技術力を声を大にするわけでもない。でも確実にファンがついて憧れられるブランドであり、美術館で展覧会まで開ける力がある。とても大好きだけれど、何となく不思議なブランド。
でも普通は出来ないことや諦めてしまうことを試行錯誤しながら出来るようにしてこられたのだろう。出来ないことを乗り越えていくことが、「自分らしさ」を作っていくとおっしゃられていた。
ブランドの代表として重圧や多忙、大変さを表に出さず、むしろどこかヒョウヒョウとして、余裕すら感じられる雰囲気。改めてすごい方だなと思い知らされた動画だった。