挫折した小説の半ば

青信号で曲が終わって、赤信号で次の音が始まる。ただ立っているひとが浮かんでいるだけじゃ、私が止まるにはすこし足りない。コンビニの店員さんが叫び続けるいらっしゃいませ、募金箱を持っている人たちのお願いします、政治家のおじさんが車の上からマイク越しにはなすなければなりません。たいてい聞こえない。でも、聴きたい時には聴くよ。イヤホンを外す。そんな自由ができたんだ、街の中で。

過去作の7割は自信作です。3割は駄作かもしれません。よろしくお願いします。