ひとつ、ひとつ 地面に落ちる ひとつ、ふたつ 広がっていく ふたつ、みっつ 七色を取り込んで 世界が映る 滲む現実 濡れる夢 ゆっくりと 足元を侵食していく 雨音だ…
病的な美しさの中で 湧き上がる愛と、狂気 官能的な記憶に溺れていた −−−嫉妬と憎悪に狂うまでは。 綺麗だった。美しかった。 唯 それだけだった。 脳が 感情に支…
七色の世界 目の前に拡がった 無地の脳に 描きこんだ淡い写実 『時が来たの。』完璧な絵画は 保存させて下さいな 遥か彼方まで 青く冷たい氷で 眠らせて 美しい記憶…
霧のかかる森の中を 独り…歩いて行く 湿度の高い空気と 彩度の低い風景 誰もいない、静寂。 いつしか柔らかな光が 空気を包んでいた 透明な音と 曖昧な輪郭 風景の…
何かの反射を見ている 伸びる影 青から橙に変わる光 窓に映る私 脳が作り上げたその輪郭は 本当は唯の妄想で 嘘かもしれない 私は何処にいて 何をしていて 本当に生きて…
chiaki mitta
2021年7月1日 22:04
ひとつ、ひとつ地面に落ちるひとつ、ふたつ広がっていくふたつ、みっつ七色を取り込んで世界が映る滲む現実 濡れる夢ゆっくりと 足元を侵食していく雨音だけが響いていた全反射のイミテーションその瞬間、世界は静かだ2019.4.20 sat独演会〈線を描く〉より雨 for soprano saxophone improvisation
2021年5月28日 20:15
病的な美しさの中で湧き上がる愛と、狂気官能的な記憶に溺れていた−−−嫉妬と憎悪に狂うまでは。綺麗だった。美しかった。唯 それだけだった。脳が 感情に支配されていく一つになる夢を見たのだ。共に 生きたかった…自らの手で 時を止めてしまった。2017.2.4.sat三田千晶 サクソフォン・リサイタル –音の情景–A.デザンクロ / 前奏曲、カデンツと終曲
2021年4月26日 21:59
七色の世界 目の前に拡がった無地の脳に 描きこんだ淡い写実『時が来たの。』完璧な絵画は保存させて下さいな 遥か彼方まで青く冷たい氷で 眠らせて美しい記憶 どうか其の儘永遠に綺麗で居てcold-sleep生きていた世界 目の前に拡がった私の瞼に 残った淡い残像『色は残して…』漏らした言葉憶えておいて下さいな 遥か彼方まで青く光る海に 沈ませて煌めいた想い どう
2021年4月22日 15:38
霧のかかる森の中を 独り…歩いて行く湿度の高い空気と 彩度の低い風景誰もいない、静寂。いつしか柔らかな光が 空気を包んでいた透明な音と 曖昧な輪郭風景の中へ、意識が溶けていった2017.2.4.sat三田千晶 サクソフォン・リサイタル –音の情景–C.ケックラン / オーボエ・ダモーレまたはソプラノサクソフォンとピアノのためのソナチネ 第二番 Ⅰ
2021年4月20日 18:23
何かの反射を見ている伸びる影青から橙に変わる光窓に映る私脳が作り上げたその輪郭は本当は唯の妄想で嘘かもしれない私は何処にいて何をしていて本当に生きているのか昼に映る揺らめき夜に映る煌めき眼に映る騒めき色と線が見せる 本物存在の輪郭を 集めていく2019.4.20.sun独演会〈線を描く〉より視界:soprano sax × improvisation