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ゲームには寛容さが必要

異なる価値観や意見を受け入れ、失敗や失礼な振る舞いを許すことらしい。
これはゲームに限ってのことではないのだが、私が身近にやるゲームでも例外なく必要なことであると改めて感じる。

特にボードゲームでは寛容さが必要になる。

ボードゲームは新しいゲームが発売されてゲームごとにルールが異なる。
皆がやったことあるボードゲームならまだしも誰もやったことのないゲームだと皆が初めてであるため、失敗やルールの間違いなどが起きる可能性が高い。

私はボードゲーム会に参加することがあった。
ボードゲーム初心者の私に皆が丁寧に教えてくれて、とても良い時間を得られたのだ。

ただ私は人並みより賢くないので、ルールを間違えたり失敗することが何度もあった。
それでも私を非難する人は誰もおらず、私は1人冷や汗をかいて反省していた。
その優しさ寛容さに救われた。(多分初心者には良くあることかもしれないので皆が慣れているのかもしれない)

またボードゲームのルールを他人に教えることもある。
オススメのボードゲームを友人とやろうとした時、当然私しかやったことはないので教えなければならない。
私は人に教えるのも得意ではないため、友人が初めてやるゲームを教えることに四苦八苦した。
教えられること、教えるべきことを全て教えられずに後から後悔することがあった。
ゲームが終わってから友人に質問されて、教えておけばよかったと反省したのだ。
それでも友人は怒ったりすることなかった。


今時のデジタルゲームではルールの処理が自動的に行われる。その分かりやすさが支持されているだろうし、私も自分で処理を考えるのは得意ではないので助かる。

ボードゲームは対面で行うゲームであり、コミュニケーションツールのひとつである。
もちろんデジタルゲームでも出来るボードゲームはあるが、個性的なボードゲームは実物で発売されることの方が多い。

そのため新しいゲームのルールは皆で確認し合って、説明しあって、この場合はどうするのか?など意見が出る。
また勝ち筋などをアドバイスしてもらうこともあった。そういったやりとりがなかなかに面白い。

デジタルゲームは面白いが、ゲーム以外のところでも楽しめるのがボードゲームであり、コミュニケーションツールのひとつであるためゲーム以外の要素が多いからこそ、デジタルゲームよりも寛容さが必要だと思う。

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