【看護師からヘアメイクアップアーティスト】〜キャリアチェンジした経緯〜
こんにちは。元看護師でヘアメイクのLimoです。
私は看護系大学を卒業後、とある大学病院の手術室に2年間勤務。
その後に、ヘアメイクアップアーティストへの転職を試みました。
きっかけは図書館で見つけた一冊の本。
『フリーランスという働き方』
会社員でもなく、起業するでもない、そんな働き方があるんだ!
私もフリーランスになりたい!
今回は、私Limoが
看護師からフリーのヘアメイクアップアーティストになった経緯をまとめました。
①そもそも看護師を目指した理由
もともと看護師に憧れがあったわけでも、
社会貢献のキモチが強かったわけでもなかった私Limo。
どこの国でも需要があって、たとえ戦争の世になっても、仕事がなくならない職業。
Limoの答えは医療系
医療はどこの国にいても、自分の健康を守るためにも必要な知識でもある。
中でも、
看護学部は、4年間で看護師、保健師の資格が取れる。
医学部や薬学部、獣医学部に比べると
入学のハードルも低く、
期間も短く、
授業料も安く済む。
しかし、人と関わる事が苦手だった私。
実は小学生の時になりたくない職業でナンバー1だった看護師
(その当時は看護婦)
だが大学で絶対に学びたいこともなかったから、これから潰しがききそうな看護師の道を選んだ。
詳しくはこちらの記事にて
②なぜ、ヘアメイクアップアーティスト?
看護師という責任感と充実した日々。
と同時に、
ただただすり減って、消耗していく自分を日々感じる。
看護師という自分の不得意分野を職業にしていた私Limo。
今度は自分が本当にしたい事ってなんだったのか?
疑問が湧いた。
そして、自分には何かセンスはあるのか?
挑戦してみたくなってきた。
ですが、子供の頃から特技も趣味もなかった私。
全然、何をしたら良いのか?思いつかない。
幼少期にアメリカに家族と住んでいた経験から、
また海外に住みたい。
というおぼろげでありながらも、強い夢があったことを思い出した。
決められた仕事ではなく、クリエイティブな仕事にも興味があった。
そして、ふと、小学生の授業で舞台鑑賞が好きだったことも思い出した。
海外で活動できて、
舞台に関われる
クリエイティブな自由業(フリーランス)
俳優、照明、音響、化粧、小道具、大道具?
もともと、人と関わるのは苦手だったが、看護師をしている中でそれも慣れてきていたのもあり、なんとなく自分が得意そうで、現実的だったのがヘアメイク。
そして、
海外でヘアメイクとして働く
が私の目標となった。
③都内のヘアメイク専門学校
2年間働いた大学病院手術室を辞めて、都内のヘアメイクの専門学校へ通い出した。
メイクコース3ヶ月、ヘアーコース3ヶ月。
ここで基本的なヘアメイクのスキルを身につけて、道具も揃えた。
専門学校を卒業したが、だからといって、そのままヘアメイクの仕事には繋がらなかった。
同期は
美容部員
学校に残って、先生のアシスタント
プロのヘアメイクのアシスタント
などの道に進んだ。
でも、
ほとんどの卒業生はメイク関係の仕事には進まなかった。
それが現実だった。
④ハリウッドへ。
私Limoは海外でヘアメイクとして活動したいと思っていたので、
留学? 移住?先の国の選定し、ハリウッドがあるロサンジェルスへ決めた。
〜ざっくりアメリカでの流れ〜
アメリカでのヘアメイクの活動はいろいろありました。
映画、CM、レクチャービデオ、雑誌、アパレル、ファッションショー、イベント、舞台、美容部員、結婚式、ヘッドショット‥
日本からの撮影隊に混ざったり、
ロケ撮影でメキシコに行くこともありました。
また、ロサンジェルスでは、テストシュート(作品撮り)もとても盛んで、時間があれば、いろんな仲間と撮影していました。
詳しくは別の記事にて。
⑤帰国後
ロサンジェルスで約3年間、
ヘアメイクの現場経験を積み、日本に帰ってきた私。
最初はメンズ雑誌の媒体から徐々に女性アパレルや広告の撮影も受けるようになりました。
それと同時に、もともとの希望であった舞台のヘアメイクのお仕事もできるようになりました。
英語でコミュニケーションができることを生かして、外国人のモデルさんの撮影の時に呼んでもらえたらたりしています。
2017年頃からはヘアメイクアップアーティストだけではなく、現代アーティストとして作品を生み出して、個展もしています。
ですが、フリーランスで完璧に歩合。
収入には浮き沈みがあります。
たまに全然お仕事の依頼がこなくて、
『どうしたもんか?』と気が沈む時もありますが、自由な時間を自分で決めることができるのは、何よりも変えがたいです。
〜まとめ〜
20年以上前にフリーランスという働き方を知った私Limo。
思い切って、組織に属さなくてはいけないという違和感からの解放の道を選びました。
安定した看護師の職業からヘアメイクへの転職を決めた際、
看護師のキャリアがもったいない!
看護もクリエイティブな仕事だ!
ヘアメイクとして生活できるわけがない!
その逆に、
Limoには看護師よりヘアメイクの方が合っているよ。
挑戦できるなんて、尊敬する。
などなど
いろいろな意見を頂きました。
その当時はどう選択するのか?とても悩みましたし、もちろん、今まで良い時期ばかりではありませんでした。
でも、
あのまま、看護師をずっとやっていれば良かった
と思うことは、
不思議と一度もなかったです。
そして、看護師だった経験が今の活動にも生きています。
自分がやってみたい道に進んで後悔なしです。
まだまだ私の人生、実験中ですが、
これからも後悔のない選択ができるように、
気を引き締めながら、挑戦の日々を大切に過ごしたいと思います。
Limo (Makiko Molimoto) 現代アーティスト
ハリウッド帰りのヘアメイクアーティストであり、元手術室看護師というユニークな経歴を持つLimo。
鮮やかで透明な樹脂を組み合わせた独自の作品は、
不可思議でスタイリッシュであると同時に、生命の持つエネルギーを内包しているかのような躍動感と儚さが入り混じっている。
またデジタルやパフォーマーとの今までにない新しいコラボレーション作品を展開し活躍の場を国内外に広げている。
Limoウェブサイト
https://limopiece.com
Limoアートインスタグラム
https://www.instagram.com/limopiece_art/
Limo仮面インスタグラム
https://www.instagram.com/limopiece/
タグボート
https://ec.tagboat.com/eccube_jp/html/products/list.php?author_id=100524&tngs_flg=0
トライセラ
https://www.tricera.net/artist/8100265
作品動画
ブギーナイト
https://www.youtube.com/watch?v=ewlLzqpsqtk
オータムナイト
https://www.youtube.com/watch?v=B51NKlo5VQg
糸姫
https://youtu.be/NhQc06cJvfs
https://xfs.jp/z9JV7V
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