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AGC→東レのエンジニアを経てLIMEX工場長へ。”ものづくりベンチャー”に飛び込んだ理由

2019年にTBMに入社し、LIMEXの量産工場である宮城県・多賀城工場の建設に携わり、副工場長を経て、2022年から工場長に就任。LIMEXの世界普及に尽力する西川さんに、TBMにジョインした理由、ここで挑戦したいことなどを聞きました。※職務や業務内容は、インタビュー当時(2021年11月)のものです。

西川 徹/多賀城工場 工場長。東北大学大学院卒業後、旭硝子株式会社(現 AGC株式会社)にて、ガラス溶融プロセスの研究開発に従事。エネルギー原単位を大幅に削減する、省エネ型量産ガラス溶融炉を開発・設計した。 2014年に東レ株式会社に入社。樹脂フィルム成膜装置の装置開発エンジニアとして、独自の技術により、製造設備競争力の向上に貢献。 2019年、TBMに入社。多賀城工場の建設現場リーダーとして、建設工事を完遂。LIMEX量産工場の工場長として、LIMEXの世界普及に尽力する。

AGC→東レ、ネクストステージとしてのTBM


旭硝子株式会社(現AGC)に入社後、省エネ型ガラス溶融炉の研究開発に従事し、新規溶融炉の基本設計や立上げを担当しました。その後、入社した東レ株式会社では、開発部署にてフィルム成膜工程の装置開発エンジニアを担当しました。

素材には世の中を変える力があると考え、素材メーカーにこだわって、社会への貢献を目指してきました。そんな中、革新的新素材であるLIMEXに出会い、地球環境の未来に貢献したいと強く思うようになり、TBMへの入社を決めました。

2019年6月に入社し、開発・生産本部にて、TBMの国内第2プラントとなる多賀城工場の建設を担当し、現在は副工場長を務めています(2022年2月以降、多賀城工場の工場長に就任)。

多賀城工場の立ち上げ、人・設備・素材の協調をつくり上げる


エンジニアとしての強みを活かしつつ、多賀城工場の副工場長として、工場の立上げ推進、製造・運営・経営課題に取り組んでいます。工場は、建物や設備だけでは不十分です。人が設備を動かし、設備が素材を制御して、製品を作りますので、『人・設備・素材の協調』をつくりあげる必要があります。新規採用メンバーへの教育、新しい設備の動作確認、LIMEXという新しい素材の製造条件テスト、もちろん安全最優先の現場作りなど、ゼロからの工場立ち上げを推進しています。

年齢も経験も異なるメンバーがひとつのチームになり、初めてサンプルを出荷した時は、大変感動したことを今でも覚えています。人、設備、素材に向き合いながら、現状に満足せず、より強い組織と高い生産性で、魅力ある製品を生み出し続ける工場を目指し、日々挑戦を続けています。

サステナビリティ革命の実現に向け、グローバル進出の中核を担う工場の体系化


魅力ある製品を多賀城工場から世の中に送り出し、目に見える形で社会に貢献したいと考えています。さらに、多賀城工場はグローバル進出のための中核を担う重要拠点ですので、製品のみならず、技術やノウハウ、品質保証、工場の安全文化など、LIMEXを製造する工場のあるべき姿に向け、世界に横展開が可能なひとつの体系をつくり上げたいと考えています。

TBMはLIMEXの枠にとらわれず、地球環境の未来を見据え、様々な製品開発や取り組みを進めています。1人の工場人という視点を越え、地球環境の未来に貢献する会社のビジョンを実現するメンバーの一員として、素晴らしい仲間と共に、サステナビリティ革命のど真ん中を、突き進みます。

自身の専門性にとらわれず、新たなチャレンジをしたい方を歓迎します!


TBMは、サステナビリティ革命のリーディングカンパニーを目指すスタートアップです。自身の専門性にとらわれず、幅広い活躍の場が用意されています。私自身、エンジニアとして設備中心の仕事でしたが、気が付くと工場全体の運営を任されることになりました。

より幅広く挑戦し、自分の成長を実感出来る点も、TBMの良さだと感じています。新たなチャレンジを目指す方、家族に誇れる仕事をしたい方、お待ちしております。