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「聴く」と「訊く」

認定コーチ資格試験に合格しました。

約半年間のコーチングを学ぶ旅。
当初は資格なんて考えてもいなかったのに、始めたらもう面白くってたまらない。
コーチや練習相手をしていただいたクライアントの方々から
「向いてるよ!」
「気持ちよくお話ができた」
「自分のなかにある答えを引き出してもらえた」
「改めてやりたいことを再発見できた」
とか褒めてもらい、「○○もおだてりゃ…」ですっかり木に登ってしまい、ここまで来てしまいました。

そもそもコーチングを学ぼうと思ったのは、
人事部に配属になって面接や面談で年間150~180人強と会ってお話をしているのに、その時間のクオリティが高まらないという反省から。
自分の「質問力」を上げるために悩んで調べて、まずはコーチングを学んでみようと。

そして学ぶうちにコーチングはスキルではなく、
その人の本当にやりたいことにフォーカスし、
その人の中にある答えを共に探し引き出すものだと知り、
その奥深さとインパクトの大きさを実感してやめられなくなってしまいました。

今現在の未熟な自分がコーチングを定義するなら、
同じものを今までと違う見方で見えるようにする「reframing」のお手伝い
八方塞がりだった壁が突如崩れて視界が広がる「cracking」なもの
問題解決ではなく、問題との向き合い方の整理
自分の中にあるリソース(強み)を見つける旅
というところでしょうか。

これまでもとても多くのことを学びました。
「訊く」ためには「聴く」ことがものすごく重要だということ。
質問は、コーチが知りたいことを聞き出すためではなく、クライアントのためのものであること。
コーチが答えを知っている必要はないこと。
クライアントを信じること。
勇気とコミットメント。

毎回セッション後に反省点が必ずあっても、それで落ち込むことなく「今度はこうしたい」「もっとうまくできる」と思えます。
いいセッションができると、クライアントが晴れやかで自信に満ちた表情になるのがわかり、
私自身も、たとえセッション前にどんなに不安だったり気分が乗らなかったりしても、終わった時にはすっきりした気分になっています。

自分で言うのもなんですが、たぶん「向いている」のだと思います😊

これからも修行を続けたいと思っています。
これも新たなチャレンジ。
この旅がどこにいくのかわかりませんが、短い人生ですから、流れに身を投じてみたいと思います。