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あつめて、まとめて、つたえるという仕事

僕は数多くの産業財メーカーの代理店を担う企業で営業をしています。

(産業財:生産を目的として主に企業により消費されるもの。機械とか、いろんな設備とか部品とか)

そんなたくさんの商材を取り扱っている環境において、
自分の担当先に合うものを選んで集めて、トピック毎に、あるいはその人の独自の目線や切り口でまとめて伝えていくというのは立派な「仕事」であると思うようになりました。

この目線で見た時に、YouTubeやブログ、このnoteの中には仕事人の方々がたくさんいらっしゃいますよね。
その人の人柄や世界観に惹かれて「あ、これいいな」って思って商品購入に繋がっていく。
ネット社会において、取りこぼしてはいけないポイントなのだと思います。

これらの人を見ていて思うのが、話し方がお上手なのは前提として、「見せ方が上手」というのがどれだけ大切なことか、というのを強く思います。

動画編集や記事の中のその方の「見せ方」に心惹かれていき、次のアクションに導かれている。

ただこれは購入するかどうかを判断するのが自分自身である消費財だから起こっていることだったりもします。

産業財は技術的にも経済的にも、企業の承認が下りてからじゃないと購入してもらえないので。

では産業財に活かせないことはないのかというと、全くそんなことは無いと思います。

営業マンが「これいいな」って思わせるのには人間関係の構築と、口の上手さが求められる節がこれまでありましたが、
コロナによって対面営業のチャンスが減った今、伝えるという過程に「見せる」という要素が加わって、デザインの重要性と価値が高まったように思います。

そして一球入魂のチラシを何時間もかけて作るのではなく、
顧客のニーズに沿うものを瞬発的にサッとまとめて、分かりやすくまとめた資料を配布できるというのは今後ものすごい武器になり得るのではないかと。

そのために自分専用のフォーマットがあればいいなーと。

フォーマットや色、フォント、レイアウトなど、自分好みのものをまとめておければ便利だなと思います。

Canvaを使えばいいと思えばそれまでですが、産業財向けのフォーマットを作っていつか公開できたらいいなって思ってます。


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