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今更ながら「推し、燃ゆ」を読みました。

2020年に出版され、第164回芥川賞を受賞した作品

突然ですが、初投稿になりますブドウ糖です。今回は、今更ながら読んだ「推し、燃ゆ」についての感想を投稿していこうと思います。意図せずネタバレを含む可能性があるので、ぜひこの作品を読んでから読み進めていただけると幸いです。
今回、この作品の端的でインパクトのあるタイトルと、可愛らしい表紙絵、さらには近年頻繁に使われるようになった「推し」というキーワードに惹かれて読むことになりました。この作品は宇佐美りん先生によって2020年に出版され、第164回芥川賞を受賞した作品です。宇佐美先生は、2019年「かか」で文芸賞を受賞してデビューをし、同作は三島由紀夫賞を受賞しています。これは最年少での受賞であり、現在の自分と同じくらいの歳で最年賞受賞を経験しているなんて、、と少しへこんでしまいますね。笑

現代の若者の心の繊細さ、「推し」のあり方について描かれた作品

この作品は現代の若者、特に女性の繊細さや脆さ、その心の支えとなる「推し」について描かれていて、とても新鮮な気持ちで読み進められ、非常に面白かったです。

主人公あかりには、「推し」であるアイドル上野真幸がいた。勉強も仕事もうまく行かないあかりだったが、「推し」への解釈は心血注いで行なっていた。

と言ったあらすじで展開される今作品で、お気に入りの表現は”背骨”です。宇佐美先生は繊細な主人公の心の支えである「推し」を”背骨”と表現しました。当然のことながら背骨がなければ人間は歩くことができません。生きていくための支柱のようなものを”背骨”と表すことができる感性が羨ましいです。

「推し」西野七瀬について

「推し、燃ゆ」を読み終えた今日、偶然にもかつて自分の「推し」であった西野七瀬が結婚しました👏 自分は中学後半〜高校前半にかけて坂道グループにどハマりしていました。はまりすぎて高校受験に失敗してしまうくらいには笑 その時の「推し」が西野七瀬と齋藤飛鳥でした。西野七瀬の結婚相手である山田裕貴は、「あの頃、君を追いかけた」で齋藤飛鳥とも恋人役で共演しており、映画公開当時は非常に羨ましかったです。その山田裕貴がもう一人の推しである西野七瀬と結婚だなんて、、、もし誰かになれるとしたら山田裕貴になりたいですね笑

おわり

というわけで、初投稿はこんな感じで終わろうと思います。今後も自分が見たり読んだりして面白かったことについてを公開していこうと思うので、皆さんの意見やアドバイスをいただけると幸いです。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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