時間と意味

今日は、5歳児の時間感覚についてお話ししたいと思います。
後半は仕事に通じるようなお話しになってるのでこのあたりも踏まえて共有させていただきます。

さて、

近頃、娘がお出かけの準備もご飯を食べるのもお風呂に入るのも歯磨きをするのもなにかとダラダラ行動するようになり、指摘するとふてぶてしく言い訳をする姿を見てこりゃいかんと思いまして。

今日、時間の使い方について教えました。

ただ、これがなかなか難しくて、

5歳児なのでそもそも時間はただ1日を区切っただけのものであって、自分の減りゆく資源みたいな感覚がないんです。

このあたりを紐解く必要があったので、何かするには自分の時間を使うんだよといった話しをしました。

「野球選手は野球をいっぱい頑張ったのは知ってると思うけど、

この頑張るっていうのは、
〇〇が公園で遊んだりイチゴ狩りしたりプリキュアの映画を見たりしている間も野球をしてるってことなんだよ。

野球選手もご飯を食べるし、
お風呂も入るし歯も磨くし、
なんなら寝る時間はとっても長いかもしれない。

朝から夜になるまでに、
やらなきゃいけないこと以外の時間を頑張ることに使ってるんだよ。」

娘が理解したのかわかりませんが、ぼくなりにうまいこと噛み砕いて教えられているような気がしたので明日からの行動が楽しみです。


今って子供に時間の感覚を教える際、
時計を見せて「ここまでにご飯食べてね」とかなんとか言って肌で覚えさせるような感じのことをしているみたいです。(うちの奥さんもそうなんですが。。)

これって要は時間を可視化して実際に減っているのを見せることで時間の感覚を養うってことなんだと思うのですが、

確かにこの時間までにやらないといけないってことは子供にもわかると思うんですが、
前提としてなぜ決められた時間までにやらなきゃなぜいけないのかって話しが解決していないと思うんです。

当然我が家も同じ手法試してみてるんですが、こんな話しをしているくらいですが効果はないに等しい。

朝起きてから夜寝るまでがなにか数字で区切られているのを教えるという意味では効果はあるのかもしれませんが、自分の持ち時間の感覚みたいなことには使えないよってことですね。

なので、なぜ時間を決めて動いているのか、
ここの「意味」をきちんと理解してもらうのが自ら動くきっかけになるんじゃないかなと思いました。

このあたりの子育ての感覚って仕事にも通じているなとよくよく思うのですが、
この自ら動くことは優先順位の話しに繋がっていくことなので今後、娘に対しても懇切丁寧に説き伏せていくつもりです。

それでは、お疲れ様でした。


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