夫が育休を取ることの意味
3ヶ月育休を取ると言ったら言われたこと
10月上旬、我が家に次男が生まれました。
私にとっては第二子ですが、自分の子どもという意味では夫にとっては初めての子ども。
つまり、私たち二人での赤ちゃんのお世話は初めての経験です。
今回は里帰りはせず、東京で出産する予定でしたので、夫婦で話し合った結果、
私が1年強、夫は今年の12月末までの約3ヶ月間育休を取ることにしました。
夫の会社は男性の育休取得にかなり理解のある会社ではあるものの、
社内で育休を取ったことのある男性社員の最長育休期間は1週間ほど。
3ヶ月間の育休は社内の男性社員としては初めてのことでした。
周りのメンバーからは、
「3ヶ月も取ってもやることないよ?」
「1週間でもう役割がなくなるよ。」
等々、概ね3ヶ月も取ってもあんまり意味ないよ!という意見を多く頂きました。
私自身も、出産はおよそ6年ぶりでしたので、前回の記憶はうっすらと残っているのみ・・・産後に自分がどれだけしんどかったかは正直具体的にはあまり覚えていなかったというのが正直なところで、「皆さんのおっしゃる通り、夫に3ヶ月も育休取ってもらわなくても自分でなんとか頑張れるものかなぁ・・・」と思ったりもしました。
ですが、産後しばらくは仕事から離れ、100%子育てと家庭にコミットしたいと言ってくれた夫の思いもあり、3ヶ月間取ろうということになりました。
産後の私たち育休夫婦の役割分担
そうして始まった私たち夫婦二人の育休期間。
特に明確に役割分担を決めていたわけではないのですが、育休期間が始まった今日で1ヶ月。大まかには下記のような役割分担で日々のやるべきことをこなしています。
夫
・長男の保育園や習い事の送迎
・毎日の食材等の買い出し
・昼ごはん、夜ご飯の準備
・お皿洗い
・ゴミ出し
・洗濯物の取り込み、洗濯機の掃除
・湯船の掃除
・次男の沐浴
私(妻)
・朝ごはんの準備
・長男の勉強を見る
・授乳
・昼ごはん、夜ご飯準備における夫のサポート(必要に応じて)
夫と私が適宜行うもの
・次男のオムツ替え、布おむつ洗い
・洗濯機を回す
・長男への毎晩の絵本読み聞かせ
新生児のお世話をしながら家事をやり、上の子の子育てもする日々は、本当に毎日あっという間です。
ですので、
夫とともに二人で役割を分担して日々のやるべきことをこなしていけるこの夫婦での育休の日々は、身体もまだ完全に回復していない私にとっては、夫のおかげで日中に少し休息を取ったりすることも出来るので、本当に本当に助かっています。
ですが、今回の夫の育休を通じて気付かされたことは、
夫の育休が妻(私)にもたらしてくれた、家事育児の分担以上の重要な意味でした。
毎日家に夫がいてくれることの安心感
産後のお母さんは、ホルモンバランスの急激な変化や、体力の消耗、外出も出来ないことで孤独になりやすいなど、心身ともに不安定になりがちだと思います。
私自身も、産後は急に不安になったり、悲しい気持ちになったりなど、自分の気持ちに波がありました。
でも、そんな時も夫が育休を取ってくれているお陰で、いつも側にいてくれます。何かあれば「どうしたの?」と声をかけてもらえる。
これは私にとってとてもとても大きなことでした。
家事や育児を一緒にやってくれることはもちろん嬉しいけれど、
それ以上に、産後の私の一番の心の支えになってくれている。
私にとってはそれが最も今、助けられていることです。
旦那さんの長期育休は思っていた以上に意義深いものでした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?