見出し画像

夫婦で育休のメリットデメリット

夫は1年3ヶ月の育休を取得


私たち夫婦は、2021年に次男が生まれたタイミングで夫も育休を取ってくれたことで、夫婦一緒に育休という時間を過ごすことが出来ました。

元々は夫は3ヶ月の育休取得の予定でしたが、家計戦略として私が先に育休から復帰することにしたことで、
結果的に夫は1年3ヶ月育休を取り、次男はもちろんのこと、長男の子育てに全面協力してくれました。

*我が家の育休については下記の記事にも記載しています。

私の勤める会社でも最近育休を3ヶ月以上取得する男性社員も出てきましたし、
夫の会社では、夫より前にも男性社員が育休を取っているケースはありましたが、期間は1週間程度でした。しかし、夫が1年3ヶ月の育休を先陣を切って取得したことで、夫の復帰後に1年以上の育休取得を申請した男性社員も出てくるなど、少しずつ周りの男性育休に対する評価は変わって来ていることは感じています。

しかしながら、まだまだ男性の長期育休(長期ではなくたとえ短期であっても)に対して否定的な人と会社もあることは事実で、

実際私のお知り合いの旦那さんは、1年間の育休取得後、復帰のポジションを適切に与えてもらえず、実質上解雇通告となり辞めざるを得なかったという話を伺いました。

日本政府も男性の育休取得を推進しようとしていますので、少しずつ男性育休に対する見方は寛容になってくるとは思いますが…

そんな2023年時点における、
旦那さんにも長期(最低3ヶ月以上)の育休を取ってもらい、夫婦で一緒に育休を取得することのメリットデメリットについて、私たち夫婦の考えを書いてみたいと思います。

夫婦で長期育休取得のメリットデメリット

まず、メリットはどんなものでしょう?
あくまでも我が家の場合ですが、

  • 2度と戻らない子どもの成長の過程を夫婦で一緒に見ることが出来る

  • お母さんだけでなく、お父さんとの触れ合いの時間をたっぷり持てる

  • 子どもがお父さんにもとても懐く(夜の寝かしつけはお母さんじゃないと無理!とならない)

  • お母さんが睡眠時間を確保出来るので体力回復が早い(交代でお世話をしたり、家事をやってもらうことで、その時間にお母さんは睡眠を確保出来る) 

  • お父さんの家事能力が飛躍的に向上する(生まれてすぐの赤ちゃんは寝ていることが多いですね。なので、育休を夫婦で取っても意外にやることなくない?と言われることがよくありましたが、全くそんなことありません!!赤ちゃんが寝ている間、料理、洗濯、掃除など色んな家事を旦那さんにやってもらい、その間にお母さんは休息の時間を確保する。これがとても大切です。もちろん、家事を外注するという案もありますがら育休の機会こそ、旦那さんの家事能力を上げておく良い機会ですので、敢えて旦那さんにやってもらうとその後がとても楽になります!)

  • 赤ちゃん連れでのお出かけの幅が広がる(お母さん1人で赤ちゃんを連れて出かけるのと、2人で一緒に赤ちゃんを連れて出かけるのとでは、その負担も全然違います。)

  • 赤ちゃんにしてあげられること(読み聞かせなど)が増える(2人体制ですので、単純に考えて赤ちゃんにかけてあげられる時間が増えますよね)

  • 子育ての大変さを夫婦で共有出来る(どうしても経験してみないとわからないことも多いと思いますので、旦那さんにもその大変さを理解してもらえているだけで、お母さん側の精神的負担はだいぶ軽減されると思います。)

  • 夫婦の絆が深まる(子育ては本当に二人三脚!大変な時期を一緒に乗り越えることで出来る絆はとても強固なものになります。また、単純に一緒に過ごす時間が増えるので、その意味でも絆が深まりました。)

今私たちが感じるメリットはこんなところでしょうか。

逆にデメリットは、

  • 世帯収入が減る(現在、給付金の支給額見直しが検討されているようですが!)

  • 夫婦共にキャリアが中断する(会社員の場合)

  • 上の子がいる場合、夫婦で育休取得をすることで、学童などに入れなくなる可能性がより一層高くなる

このぐらいでしょうか。
デメリットは他にもあったかしばらく考えていたのですが、なかなか思いつきませんでした。

それくらい、我が家は夫婦で長期の育休を取って良いことだらけだった!と感じています。

夫婦で育休を取得する出来る機会は人生で1,2回程度の本当に貴重な時間です。

そんな時間を過ごせたことに心から感謝すると同時に、夫婦での育休がもし可能であるのなら、私たちは心からおすすめしたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?