見出し画像

きっかけを待つ

現在、小学3年のOくん(息子)が、不登校になって1年7ヶ月。
学年が上がり、友達と仲良くなったり、リズムが出てくると、最後まで授業を受ける日もあったけれど、3学期に入ってからは、休みの日が続く。行きたい気持ちもあるけど、不安が強く出るそう。
修学旅行には行ってみたいと言っているので、やっぱり友達と話すことは、不安だけど、楽しみもあるのだと思う。

話は変わるが、私はコーヒーが大好きで、朝も昼もコーヒー飲んでる私を見たOくんは、コーヒーを入れてあげる!と言って、ある日インスタントのスティックコーヒーを作ってくれた。

私は面倒くさがりで、基本混ぜずに飲んでいる。Oくんは、お湯を注いでから、1分くらい粉を混ぜ続けてくれたおかげか、自分が作ったコーヒーよりも、まろやかで美味しかった。

美味しい!と言ったら、とても喜んでくれたので、ミルで豆を引いてコーヒーを入れるともっと美味しいから、それやってみない?
と進めると、やってみたい!と流れができた。

コーヒー屋をやると言って、ダンボールでスペースを作って、材料を揃えて、コーヒーを淹れる初体験。ASD傾向がややあるのと、知識を得るのが得意なOくんは、説明書きを読んで、こうやって回すと苦味が、など、自分なりに工夫して、挽いて、自分でほとんどこなした。

初めての体験は、基本嫌がる事が多かったので、今回のOくんの姿に成長を感じた。
淹れてくれたコーヒーはほんとに美味しかった。

不登校が始まってから、体験が減っていってしまうことが、1番辛かった。

ゲームやYouTubeが大好きなので、
それはそれで楽しんでくれたらいいのだけど
やっぱり、リアルな体験もしてほしいという願いがある。

私は過干渉なので、気をつけながら、本人の好奇心の芽だけは、つぶさずに、出来れば伸びていくフォローがしたいと思っている今日この頃。

小さなことでも、大切に過ごすことで、本人の特性を活かした成長が出来ると信じて、日々を過ごしたい。

備忘録。

#不登校
#コーヒーミル
#好奇心

この記事が参加している募集

#育児日記

50,025件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?