見出し画像

スタートアップのCSMがストレングスファインダーのコーチングを受けたら、自己肯定感がかなり上がった話

自分の「強み」を言語化するのって難しいですよね。自分で当たり前にやっていることって他人に指摘されないと気づきづらいし、「他の人より圧倒的に抜きん出ていないといけないのでは…?」というような妙なハードルの高さも感じてしまいます。

もともと私は(よく言うと)ジェネラリストタイプの「事業のため、チームのためになんでもやるぜ!」な人間で、いろいろやるうちに「自分のコアスキルって何…?」と迷うことがよくあります。CSって一点突破よりは複合型スキルを持った人が多い印象なのでこんな人割といるんじゃ?と思ったり。

そんな悩みからか、ストレングスファインダーのような能力・性格診断がかなり好きで、これまで何回か受けています。
(そもそも複数回受ける必要はないという説もありますが、好きでやっていることなのであまり気にしていませんw)

最近また自分のキャリアについて考える機会があり受け直したのですが、そんなタイミングでぱぴこさんのこちらの記事を読んで、認定コーチによるコーチングを初めて受けてみることにしました。

(↑こちらは有料記事です)


コーチングの流れ

P&Gマーケティングディレクター 倉富士達広さん のコーチングを受けました!

Gallup公式サイトに連絡先が掲載されているので、そこからメールで連絡連絡 → その日の週末に予約 という流れでした。
(プライベートでメール問い合わせすることがめったになかったので、チャットとかDMで問い合わせできたらハードル下がって嬉しいな…と思ったり)

受けたい内容によって所要時間や回数は変わるそうなのですが、私は「今後のキャリアを見据えて自分の強みの活かし方を理解したい」「初めてコーチングを受けるので、まずは1時間程度で試したい」とお伝えし、1時間のオンライン(Zoom)セッションを組んでいただきました。

感想としては…最高に楽しかったです!
自分の強みとは、つまり「自分の得意なこと・優れているところ」なので、自分のいいところについて知り、掘り下げて考えることができるとても嬉しい1時間でした。自己肯定感爆上がりしました。

同じくコーチングを受けた方と意見交換や議論をしてみたい!他の人のも知りたいです!まだ受けていない人にぜひぜひおすすめしたいです🙌


私のプロファイルについて

ぱぴこさんに倣って、私も最新と前回の2回分の結果を送ってみました。
上位資質に共通しているもの、変化したものについても触れていただくことができるので、複数回受けたことある方は両方送るのがおすすめです。

2020年2月(前回)

画像1

2021年9月(最新)

画像2


上位資質について

強みは大きく以下の3パターンに分けられるそうです。

1. 自分の癖
- いつも自然にやっていて、短時間で成果が出せること

2. 好きなこと

- 長時間やっていても苦にならないこと

3. 憧れ

-  「こうなりたい」と思い、そのための頑張りで手に入れたこと。仕事の影響などで一時的に現れる要素もある。

上記に照らすと私の資質は以下に分類できました。1と2は前回と共通して上位資質に出ているものばかりでした。

1. 自分の癖
- 慎重さ、適応性、収集心、個別化、責任感

2. 好きなこと
- 親密性、アレンジ

3. 憧れ
- 最上志向、戦略性
→ 直近の診断でTOP5に出現した。一時的なものではなくアドオンの印象。

4. よくわからない
- 着想


各資質の解説

自分の経験とどう関連しているのかや、組み合わせの解説は他人に指摘されないとわからない部分なので、面白かったです。

# アレンジ
- チームのリソースを最大限に引き出し、ギアをMAXにする力
   - 効率性を求めるのもこの性質からで、前回診断から変わらない

# 戦略性 x 最上志向

- 少ないリソースで成果最大化を目指す志向、効率化という観点で「アレンジ」との関連性も高い

【感想】
これはCSチームの立ち上げ経験でアドオンされて、そのまま自分に染み付いた印象。少し前までは実行力に全振りする人間でしたが、それだけだとうまくいかず壁にぶつかったので、それにより変化が起きた模様。
# 適応性
 - 「今楽しいか?」にフォーカスしている。将来的に満たされそうでも、今楽しくやれていないと物足りなくなる。

# 適応性 x アレンジ
- カオスな状況でもうまいやりかたを見つけられる力(後述の「レアな特徴」はここから)

【感想】
すごく自分らしいと思う部分。「どうせ未来なんてわからない」と思っていて、将来どうなりたいか考えるのがすごく苦手。
# 収集心 x 着想
- 上位にセットで出やすい資質。ジョブズのかの有名な「Connecting the dots」はまさに収集心と着想が組み合わさったエピソード。
収集心:アイデアの種をためていて身近においておく。脳内でもフォルダに分けて整理し、必要に応じて引き出す。
着想:ひらめきの資質。拡散的思考を持ち、無意識にアイデアが広がっていく。


【感想】
収集心はかなりわかる。自他ともに認める「ドキュメント人間」で、コーチングを受けているときもずーっと手を動かしてメモを取っていましたw

着想はあまりピンとこず、自覚もない。これ、英文和訳のわかりづらさも原因だったりしないかな?🤔

画像3

# 個別化 x 共感性
個別化(理性的):合理的な部分で「この人はどう考えるか」を捉える
 → 相手に合わせて一番効率のよいやりとりをしようとする
共感性(感情的): 相手の状況に合わせたよりそい、ケアができる
- これも上位にセットで出やすい資質で、人それぞれの違いに合わせるという点で共通している。

【感想】
これはCSというクライアントに向き合う職種だから上位に来ていそう。


レアな特徴

- 「適応性」をもっている人は、言われたことを受け入れる寛容性が高く、悪く言うと受け身な方が多いのが一般的。
- しかし「今」にフォーカスする「適応性」と、「未来」の計画を立てる「戦略性」を合わせて持っていて、一般的な「適応性」の特徴に当てはまらないのが面白い。
- これまでのキャリアでもやりたいことを明確に持ち、それをもとに進む道を選んでいることからも裏付けができる。
- 「適応性」は未知の状況に対し、主体的にカオスな状況を整理していい組み合わせをたたきだすスキルに活きている。経歴からもそれが感じられるとのこと。

【感想】
わかる。自分のやりたいことができるなら、新しい挑戦に対して躊躇はしないし、「カオス度」が高いほどわくわくする。
(スタートアップの人って、そういう酔狂な方多いですよね?)


注意すべき点

# 親密性 x 慎重さ
- この組み合わせはを持つ人は、信頼できる人とだけ狭く深い人間関係を構築する
- 人間関係に対して受け身。自分からあまりアプローチしないので交友関係が広がりづらい。言葉を選ぶので、自分がされて嫌なことは人にも言わない。

【感想】
これは割とつらい原体験によるもので、向き合っていてちょっと泣きそうになった……。仕事を円滑にするコミュニケーションにはそこまで困らないけど、そもそも人に対する警戒心が強く、なかなか深い部分の相談ができないのが悩み。


自分の強みの活かし方

環境変化が起きた際に、どう自分の強みを活かすかディスカッションしました。

人間関係構築力の活かし方

【現状】
- 慎重さ x 親密性を活かし、信頼できる相手と深い人間関係を築いている
- その反面、人間関係に受け身なので、相手からのアクションきっかけで関係構築することしかしてこなかった。
- いままでどの環境にも悩みを言える相手が数名いたが、環境が変わるときにはそんな存在が見つかるかいつも不安になってしまう。

【どうなるべきか】
-  自分起点でも信頼に足る人間関係を切り開いていけるようになる

【アドバイス】
- これは周りの人に知られたら恥ずかしいので隠しておきますw
- 「責任感」が強い人は、周りから一つ一つの言葉の重みを感じてもらえるのが良い点なので、そこを活かすのがポイントとのこと


戦略的思考力の活かし方

【現状】
- 「着想」のスキルにぴんときていない
- 「収集心」を活かし、自分の興味のある範囲の情報をストックして、必要に応じて引き出している

【どうなるべきか】
- 「着想」への自覚がないのは勿体ない。この強みに対する投資のしかた、活用方法を考えるべき。ここも収集心の組み合わせを考えると良い

【アドバイス】
- 今は特定の情報をストックして必要な状態にアクセスしているが、別々のカテゴリのフォルダが組み合わさることにより良い結果をもたらすことがある(Connecting  the Dotsがその例)
- なので、情報収集の範囲を広げたり、集め方を変えてみたりすると、新しいアイデアが生まれ、チームにも還元できる可能性がある
   - 自覚がないスキルにたいしてすぐに変革難しい。長期的に思考のプロセスを変えられるように時間を使っていくのが良い

今日から早速やっていき!という気持ちになりました。最近ビジネス本ばっかり読んでいたので、久しぶりにエッセイとか買ってみようと思ったりしました。


コーチングプログラムについて

1時間で上記のとおり濃い内容のコーチングを受けられたのですが、継続的に受ける場合どんなメリットや効果があるのか気になり、最後に聞いてみました。(宣伝じゃないですよ)

【コーチングの今後への活かし方3つ】
1. 強みを活かし自分が活躍できそうな「環境」を選ぶようにする
2. 強みを活かし活躍できる「時間の使い方」を考える
3. 強みを活かせそうな「投資」のしかたをする

3が特に難しい。例えば自分であれば、人間関係構築力で改善を行なうことを決めたが。これは新しい行動変容を起こす必要があるのでハードルが高いそう。

また、自分の強みに自覚的になっても、環境変化に影響を受けることがあるので、その都度「変化にどう対応するか」「強みでどうカバーし解決するか」コーチングを受けることも効果的。

自分のことを客観視するのはとても難しいので、コーチングで第三者視点で継続的にフィードバックを受けることは非常に重要だそうです。

とりあえずこの結果を咀嚼して、自分なりに行動に移すのが大事なので、その結果が出てきた数カ月後を目処にまた受けてみたいと思ってます。

冒頭でも触れましたが、この結果について議論してみたいし、自分の周りの人にこの感想も聞いてみたくてすごくワクワクしてます!よかったら話しましょう〜✋

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?