Connecting the dots (点と点をつなげる) で、1つ1つの点にも目を向けることの大切さ
今回は、Connecting the dots についてです。
Connecting the dots とは?
スティーブ・ジョブズの伝説のスピーチとは?
Dots に目を向ける大切さとは?
こんな疑問に答える内容を書きました。
この記事でわかるのは、スティーブ・ジョブズのスピーチでも使われた Connecting the dots (点と点をつなげる) です。
記事の前半では、点と点をつなげるとは何かをジョブズのスピーチもご紹介しながら解説しています。後半では、dots という点について何が大切なのかを書いています。
ぜひ記事を最後まで読んでいただき、仕事やキャリアへの参考にしてみてください。
Connecting the Dots
皆さんは、Connecting the dots という考え方をご存知でしょうか?
日本語では 「点と点をつなげる」 と表現します。Connecting the dots とは、過去の経験が、その当時は思いもよらなかったことに活かせる状況を指します。
誰しも 「あの時の経験がこんなふうにつながるとは」 と思ったことが、一度のみならずあるのではないでしょうか。
Connecting the dots は、スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式で語ったスピーチの中に入っていたことでも有名です。
スティーブ・ジョブズの伝説のスピーチ
2005年の米国スタンフォード大学卒業式の祝賀式で卒業生に向けて行ったスピーチです。
‘You’ve got to find what you love,’ Jobs says | STANFORD UNIVERSITY
以下はスピーチから Connecting the dots の該当箇所の引用です。
* * *
ここからは、点と点がどのようにつながっていくのかを掘り下げていきましょう。
後からどうつながるか
Connecting the dots でフォーカスされるのは、Connecting です。
点と点が後からどうつながるのか、意図的につなげられるかです。過去の一見すると無関係な経験が今になって役に立ち、新しいキャリアをつくっていく考え方です。
ジョブズのスピーチでは、大学生の時にカリグラフの授業で学んだことが、後のアップルでの事業に役に立ちました。
Connecting the dots には、異なる既知のアイデアを組み合わせ、新しいアイデアを生むという意味もあります。
一方で、あらためて目を向けたいのは Dots です。
点に目を向ける (増やす & 大きくする)
どれだけ自分の点を増やしているかです。何かを試しているか、新しく始めているか、チャレンジをしているかです。
日常で、ちょっとしかたことでもよいので、日々何か新しく試し続けているかが、点を増やすということです。常に新しく種を蒔き続けているからこそ、後からの Connecting が実現するのです。
点に目を向けるもう1つの意味は、点を大きくしようとしているかです。
種を蒔いて終わりではなく、芽を出し成長させているかです。
もちろん、新しい試みである蒔いた種が全て芽吹くことはありません。だからと言ってやりっ放しで終わりではなく、その時は将来どんなことに役立つかはわからなくても、おもしろいと思えば点を大きくしておきたいです。
まとめ
今回は、Connecting the dots について書きました。
最後に記事のまとめです。
Connecting the dots
点と点をつなげること。過去の経験が、その当時は思いもよらなかったことに活かせる状況
スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式で語ったスピーチの中に入っていたことでも有名
点と点が後からどうつながるのか、過去の一見すると無関係な経験が今になって役に立ち、新しいキャリアをつくっていく考え方
あらためて目を向けたいのは Dots
どれだけ自分の点を増やしているか。何かを試しているか、新しく始めているか。常に新しく種を蒔き続けているからこそ、後からの Connecting が実現する
点を大きくしようとしているかも大事。種を蒔いて終わりではなく芽を出し成長させているか
最後に (ジョブズのスピーチ動画)
スティーブ・ジョブズのスピーチの動画はこちらです。日本語の字幕付きのものです。
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