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1st Door 『支援』するあなたをもっと“楽”に。

 このコラムを執筆する私は、民間の障害福祉サービス機関で勤務をしています。

 私の名刺には精神保健福祉士、相談支援専門員、ジョブコーチといくつかの職種が記載されていますが、日常の業務を振り返ればそこで意識していたのは精神保健福祉士としての自分です。

 それは精神保健福祉士であったからこそ出会えた何人かのメンターから教えられ、そして訓練されたノウハウやメソッドが、今の支援者としての私の多くの部分を形づくってくれているという思い入れがあるからです。

 ですがそういったノウハウやメソッドそのものは、精神保健福祉士に限られたものではなく、『支援』というものに携わる方であればどなたにでも活用いただけるものばかりでした。

 もしそれらを適切に用いることができたならば、あなたからの『支援』を提供される方々はもっと多くの恩恵を受けることになるでしょうし、そしてあなた自身も『支援者』として一層の自信と確信を得ることができるはずです。

 実際今の私は、かつて出会ったメンターたちにはまだ遠く及ばないものの、そしていまだに迷ったり気落ちしたりすることもあるものの、『どう支援するか途方にくれる』ことや『支援することを諦める』ことは、もはやありませんし今後もきっとないでしょう。

 より実感に近い表現を探すなら、例えばどんなに強く眼を閉じても光を感じることがあるように、支援において自分がすべきことが、そして出来ることが、いくつも気づくことが出来るといった感覚です。

 これから私はこのコラムで、自らの実践の棚卸しという意味合いも込めて、『支援』のための数々のノウハウとメソッド、そしてそれらのトレーニング方法をご紹介していこうと思います。

 もしかしたらそれは少々長い道のりになるかもしれません。

 しかしあなたが『支援者』で、そしてあなたが自分自身をさらに高めたいと思われている方であるならば、その道中にも沢山の実りをご提供できることをお約束します。

 では次回、まずは『支援』するとはどういうことかという全体図から観ていこうと思います。

 ※なお大変恐縮ですが、本コラムでのあなたとの歩みをより良いものにするため、10th Doorより少々の路銀を頂戴いたします。
 ご理解のほどよろしくお願いいたします。

このコラムに少しでも関心を持っていただけましたら、ぜひサポートをお願いいたします。 お預かりいたしましたサポートは、2018年8月に横浜にて開校予定の、支援者のためのトレーニング・スクール開校準備金と初期運営資金に充てられます。※2018年7月にHP & SNSを開設します。