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#6『ターミナル』外国語ってこう学ぶのかもしれない

主演はトム・ハンクス。彼の映画にはいつも彼の優しいキャラクターがあふれ出てるものが多いかなと感じています。『The Big』『フォレスト・ガンプ 一期一会』『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』は、お気に入りなので、今度書きたいと思います。

本題に戻って、『ターミナル』は字のまま、主人公ナボルスキーがアメリカに入国できず、祖国にも帰ることができず、空港内に住みつく(空港内に閉じ込められる)話です。

最初、ナボルスキーの英語は、初心者以下。そこから、彼がどのように英語を獲得し、空港内の職員と仲良くなり、周りに貢献し、生き抜いていくのかが描かれています。

彼の英語学習方法はかなり原始的。英語版と母国語版の同じ本を見比べて、同じ意味の言葉を探したり、ニュースの下に流れている字幕をシャドーウィングしたり...。彼は一日中、英語を勉強します。マスタードをムスタルドと発音したり、単語を聞き間違えて、違う方向にことが進んだりします。それでも、彼は周りの環境に対して不平不満を言わず、屈しません。

そして無職から、色々な人を助けて、空港の職員と仲良くなって、仕事をオファーされるようになります。彼の図太い根性と優しさには見習うべきものがあるかもしれません。

舞台が、どこかの観光地ではなく、何もない空港。様々な目的があって使う人々が交差する空港だからこそ、他のところに焦点がいかずに人間模様を描き出せるのかもしれません。無機質(彼を追い出そうとする職員や法律)vsクリエイティビティ(ナボルスキーの温かさや成し遂げたこと)の対立が描かれていると思いました。

なんとこの映画すごいのが、スピルバーグ監督とのタッグ。これは『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』でもおなじみです。レオナルドディカプリオが出演しているので、さらに豪華ですね。こちらも今度詳しく書きたいと思います。


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