相思相愛指数を高める「共感力」という魔法
大好きな人ともっと距離を縮めたい、あわよくば溺愛されたい!
そんな願いを持つなら、この恋愛フォースを使わない手はありません。
『こんなに気が合う人はいない、もうこの人しかいない! これは運命だ!』
相手に寄り添う”共感スキル”で、大好きな人を沼らせちゃいましょう。
相手に好感を抱かせる”ミラー効果”は動作だけじゃない
食事デートの時は、相手が水を飲んだら水を飲む、何かを口に運んだらタイミングを合わせて自分も同じように口にするといい。
なんて聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
これはいわゆる、”ミラー効果”を応用した”ミラーリング”というテクニックです。親密な関係にある人間同士は自然と同じ動作をしてしまう、というミラー効果を故意に作り出して『私たちって親密だなあ』という雰囲気を作り出してしまうこと。
これは動作による同調効果ですが、やはり言霊の国、日本においては言葉による共感もとっても大事!
特に付き合いたてのカップルでは、ささいな『わかるわかる!』『一緒だ!』という共感の積み重ねが『これって運命かも』という意識に繋がっていくもの。
もはや仲良し感ハンパない感じの会話です。
こんなふうに、たかが焼き鳥がタレ派か塩派かの話題が、本物の”運命的恋愛”に変わっていったりすることが多々あります。
あなたの共感は「NO→YES」タイプか、「YES→NO」タイプか
この「共感力」は、出会いの時だけが大事かというと、そうでもありません。
交際期間が長くなるほどに、その効果と必要性はますます高まってくるんです。
例えば、会話をする時、あなたはどちらのパターンが多いですか?
この場合、相手の意見に賛同するところもあるけど、ちょっと違う自分の意見も伝えたいときの返しの会話と仮定します。
そう、Aが否定から始まるNO→YES会話方式、Bが肯定から始まるYES→NO会話方式です。
どちらも「○○」が自分の伝えたい意見の部分、「〜」が相手の意見を反映した部分になります。
さて、あなたがこの返しをされるなら、どっちが気持ちが良いでしょうか?
おそらく、多くの人がBの返しをくれる人の意見の方が会話が楽しい、うまくコミュニケーションがとれたな、と感じるのではないでしょうか。
Aの場合、まず『いや、違うんだよ、』という一呼吸の間に、『なんかめっちゃ否定されたな』という”残念感”が心に印象づけられます。
その後に、いくら自分の意見にもわかるところがある、といわれても、なんとなく心にモヤモヤした感情が燻ってしまうのではないでしょうか。
一方、Bの場合は、『そう、そうだよね、』の時点で、まずは全肯定された満足感があります。だからこそ、この”心が気持ち良い状態”で聞く、続きの”相手の意見”もフラットな気持ちで受け止められる。
『なるほどなー、そういう考えもあるんだね』と共感したい気持ちが高まるのではないでしょうか。
「共感力」とは、この”心が気持ち良い状態”を相手のなかに生み出してあげる力です。交際期間が長かろうと短かろうと、会話して”心が気持ち良くなれる相手”をそうそう手離したくなるはずがありません。
口先だけじゃない、”盛り”の「共感」が「愛」を育てる
ただ、いくら共感が大事、とはいえ、テキトーになんでも肯定していればOK、というわけでないのが難しいところ。
特に、お互いの内面の深い部分の関わることについて会話を重ねていくならば、軽いノリだけの肯定は逆効果になることもあります。
『そうだよね〜!』『確かに確かに!』『わかる〜!』と繰り返していても、かえって『本当にわかってる?』『なんか軽いな…、つまらないな』なんて思われてしまうかもしれません。
だからこそ、プラスアルファの”盛り”でもっと深い「共感」を相手に感じさせることが大切なんです。
”盛り”といっても、オーバーリアクションとか、大げさに話す、という意味ではありません。
相手の話を聞き、肯定しながらも、そこに自分なりの”聞いてみたいこと”や”興味を持った部分”について突っ込んでみること。
そうすることによって、相手の話したいことをもっと引き出して、より深い部分まで話したくさせてしまうことです。
これをマスターすれば、お相手はもっとあなたと会話をしたくなります。
自分の話を興味をもって聞いてほしい女性はもちろんのこと、あまり饒舌には語らない男性にも、自分から心を開いて話したくさせてしまう「共感」の力。
ぜひ磨いてみてくださいね。
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