絶対普遍の真理などない という「真理」

「人を殺しては、いけない」と誰かに言われたら、

「そんなの当たり前だろ。」と思いますか?
それとも
「なぜなんだろう?」と思いますか?

きっと前者が多いでしょう。しかし後者の方もいると思います。
それ以外のことを思いうかべる人もいると思います。

私は、様々な問題に関して考えを巡らせるたび、最終的に「全人類共通の絶対普遍の真理などないな」という考えにたどり着きます。

今日はそのことについて書いていきたいのですが、まず初めにここから先に書くことは、

「あくまでも私個人の考えであり、何かの答えではない」ということ
「特定の思想や宗教、集団を非難するものではない」

ということをご理解いただければと思います。

-----------------------------------------------------------------------------

さて、先に挙げた「人を殺してはいけない」ということから触れていきます。

もちろん、人は殺してはいけません。絶対にいけません。
いかなる理由があろうとも殺してはいけません。

しかし「なぜ殺してはいけないのか?」を考えないことは、時に非常に残酷である、と私は思っています。

こんなことを言うと、「考えないのは、当たり前。あなたにはモラルってものがないのか!」と思う人もいるでしょう。ではその「モラル」とは何でしょうか?どこからやってきてどうやって作られたのでしょうか?

ここである程度明確な答えが出る方は、この先を読んでも面白くないどころか「こいつは何を当たり前のことを言ってるんだ…」と思うでしょう。つまり私と同意見なわけです。

もし、そうでない場合は、無自覚のうちに「特定の行動規範に従っている」ということになります。

その無自覚の行動が人類にとって得なことは もちろんあります。
「人を殺すなかれ」というのはその最たる例でしょう。
しかしその無自覚な行動によって、害を受ける人がいることもあります。

「そういうものだから」と何も考えずに自身の行動を決定づけることは
時に自分以外を滅ぼす原因にもなりうるのです。

そういう意味で、危険な側面をはらんでいる と私は考えています。

-------------------------------------------------------------------------

倫理・道徳というのは「ある集団に属する人が、安全かつ快適に過ごすために存在する共通認識」です。

たとえばインドにはカースト制度というものがあります。

他所の文化圏から見たら、人権無視の酷い風習に見えるかもしれません。




--随時更新予定---

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?