スタートアップ経営者がやりがちな失敗例【その1】
スタートアップの経営者を何人か見てきましたが、その中でも成功している方、苦戦している方と様々いらっしゃいますが、そもそもこう言う人は経営者に向いてないのでは?と言うお話をしようと思います。
スタートアップだからと無理をしますと、お金や健康面で無理をするので事業を進めることすらできなくなります。
スタートアップとは言え一般的な株式会社ですから最低限のルールとマナーを守って仲間と頑張り抜きましょう。
それではまずはじめに…
スタートアップを言い訳にする経営者
常に何かトラブルがあるとこれを口癖にしていた経営者がいました。
「スタートアップなんだから相手(協業パートナーやシステム開発会社など)もリスクを考えて付き合うべき」
そもそも「スタートアップだから」が通用するわけがないですね。
IT界隈でスタートアップと称されているだけで一般的な株式会社となんら変わりません。
役員報酬を受け取らない経営者
役員報酬を受け取らないとどうかなるか?
もちろん…生活ができなくなります。
会社が軌道に乗るまで生活は難しくなるでしょうが健全な生活ができなければ経営などうまくいきません。
家庭があれば家族に迷惑をかけます。
最低限の生活できる報酬を受け取り健全な生活を心がけましょう。
ちなみに私の知人は無報酬を貫きながら深夜に飲食店のアルバイトをしていました。その結果、様々な体調不良が原因で本業が疎かになりました。
「パートナーや従業員を守るために自分は無報酬でいいからアルバイトしている」と主張していました。
結果誰も守れてないですけどね。
ちなみに投資会社の責任者からもパートナーの契約を見直して役員報酬を受け取るように、と言われていましたが、言うことを聞くまでに時間がかかりました。
開発遅延や納期遅延が当たり前
毎月安定した売上げがあれば多少のリスケジュールも許容できますが、特にスタートップは資金に余裕がありませんから計画どおりにやらないと会社が潰れちゃいます。
それに投資会社やパートナーから顰蹙を買います。
その1のまとめ
今のベンチャーやスタートアップはフラットで風通しがよい環境と思われがちですが、まだまだワンマン経営者のほうが多いような気がします。
スタートアップは小さい組織なので、とにかくスピード勝負です。
ではその2をお楽しみに。
以上です。
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