【防災の備え】 ⑧灯り
《灯りの備え》
・ヘッドライト
・ネックライト
・懐中電灯
・ランチャーライト
・小型LEDライト
・ランタン
・センサーライト
・ケミカルライト(ポキっと折ると発光する物)
・非常用ろうそく
・蓄光テープ
など
※これら全てを備えなければいけないというわけではなく、ライフスタイルや備えの段階(0次、1次、避難所、在宅避難)に合わせて取捨選択をする。
《防災メモ》
◾️災害時の灯りの役割
避難時や暗闇での作業の安全を確保するだけでなく、居場所を知らせたり、心を落ち着かせる効果や防犯の役割もある。
◾️暗闇の中でも、すぐに手に取れる場所に配置する。
〈例〉
・寝室の枕元
・キッチン
・玄関
・階段
・廊下
・0次ポーチの中
・普段持ち歩くバッグの中
・防災リュックの外側ポケットやカラビナにつける
など
◾️複数個、用意する。
・家族で一緒に過ごす場合、トイレに行く時やキッチンでの調理など同時に別室で行動できる。
・液漏れ等で使えなくなっていた場合のバックアップになる。
◾️灯りのエネルギー源は色々ある。
乾電池、充電式、ソーラー、手回し充電、ライト本体を上下に振って充電するもの、オイル、ガス、キャンドルなど。
異なる種類のものをいくつか備えておくと良い。
◾️ライトの性能を確認する。
・明るさ(ルーメン、ルクス)
・色の種類(色温度)→電球色、昼白色、調光式など
・連続点灯時間(連続使用時間)
・照射範囲と照射距離
・防水、防塵
など
※⚠️購入後に気がつく失敗ポイント⚠️
・明かりが強くて眩しすぎた
・照度が足りなくて暗すぎた
・電池の持ちが悪かった
・乾電池の必要本数が多かった
・ボタン電池だった
・ソーラー充電や、手回し充電に時間がかかる
など
◾️使用する乾電池の種類を確認する。
・使用する乾電池の種類、本数、連続点灯時間を、ラベルシールなどに書いてライト本体に貼っておくと、使用時や点検の際に調べる手間が省ける。
・長期間使わない場合は、乾電池の液漏れを防ぐため、電池は抜いて一緒に保管。
※⚠️夏場など暑い車内などに放置しない⚠️
液漏れ、破裂等の可能性あり。
・電池交換時に精密ドライバーが必要な物もある。購入前に要確認!
・台風前や災害直後は電池を購入する人が多い。あっという間に店頭から無くなり、手に入りづらくなる可能性があるため、平常時から余裕をもって備蓄しておく。
※備蓄には一通りの種類(単一〜単四、ボタン電池予備)の乾電池を揃えてあります。
・乾電池は意外と重いので、なるべく使う電池の種類を統一しておくと、防災リュックに入れる予備電池の種類を減らせる。
◾️定期的に点検をする
・点灯するか
・液漏れはないか
・電池の期限は切れていないか
・すぐに手に取れる定位置に置いてあるか
など
◾️避難時にはヘッドライトなどを使い、両手が空くようにする。
・転倒などから身を守るため。
・特に小さい子どもがいる場合、手を繋いだり、抱っこでの避難も想定される。
※雨の中でも使えるよう防水タイプの物を選ぶと良い。
◾️懐中電灯やスマホのライトを広範囲に広げる方法
・白いビニール袋をかぶせたり、水の入ったペットボトルに光を当てる。
・懐中電灯の光を部屋の壁や天井に向けると広範囲が明るくなる。
◾️ろうそくの利点
・電池と違い残量がわかりやすい。
・電池の在庫切れや充電ができない状況などライトが使えなくなった場合の補填に。
※⚠️地震後は余震などによる火災に注意⚠️
・仏壇用のろうそくは、転倒による火災などの危険もあるので、ガラス容器に入った非常用のろうそくを用意しておくと良い。
(私は100円ショップで購入しました。)
◾️ケミカルライトもあると便利
・常夜灯として使うこともできる。
・体育館など、広い避難所の暗闇での目印などにも活用できる。
・小さい子どもに持たせる場合など、落としても安心。
・水に強いので、雨の中の避難時にも役にたつ。
・使用期限があるため、点検時に確認する。
◾️蓄光テープ
・懐中電灯など、探したいものに目印をつける。
・階段の段差や部屋の角、ドアノブなどをわかりやすくする。
※試しに100円ショップで購入してみましたが、安価な物は光が弱いよう。選ぶ際は高輝度の蓄光テープが良いと思います。
◾️暗順応
身の安全が確保されている場合は、停電直後に慌てて動き回らずに、暗順応で目が暗闇に慣れるまでしばらくその場に留まる方が良い。
【我が家の灯りの備えの例】
・寝室枕元にLEDランタン
・キッチンの冷蔵庫横に懐中電灯
・玄関に懐中電灯やランチャーライト
・0次ポーチに小型LEDライト
・防災リュックにヘッドライト、ランチャーライト、小型LEDライト、ケミカルライト
・在宅避難用品入れに非常用ろうそく
・外の物置きにソーラー式と乾電池式のセンサーライト
(改めて書き出してみると、こんなにたくさん持っていたんだな!と自分でもびっくりです。)
今はまだ無いのですが、この他に階段や廊下の所に、停電時に自動点灯してくれるセンサーライトがあるといいなと思っています。
今は100円ショップでも種類豊富で安価なライトが手に入るのでいいですね!
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ライトは、災害時だけでなく、電気の使いすぎでブレーカーが落ちた時や夜道を歩く時、バーベキューの時など、我が家では普段から役に立っています。
スマホでもライト機能がありますが、非常時は情報収集や緊急連絡などいざという時に使えるように、スマホバッテリー残量はできるだけ温存しておく必要があるので、スマホに頼らず灯りが確保できるようライトの備えは大切ですね!