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犬派、猫島を歩く(The day of NEKOSHIMA)その5 【END】

犬派、猫島を歩く(The day of NEKOSHIMA)その5 【END】

タイトルのThe day of NEKOSHIMAは向井秀徳氏の楽曲からもじりました。ここ猫島は愛媛県の島なのですが同じ愛媛県を舞台にした『ディストラクションベイビーズ』もいい作品。ちなみに同映画の楽曲は向井秀徳氏。

餌場に戻ってきた。この子がずっと「われ、餌よこせ」とせがむ。カメラの設定も直させてくれない。

その後ろで順番待ちが発生。猫の耳がカットされていることについてそれは去勢のサインであ

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犬派、猫島を歩く(The day of NEKOSHIMA) その4

犬派、猫島を歩く(The day of NEKOSHIMA) その4

観光客が猫島を訪れることについて快く思わない人もいるだろう。実際、観光客が捨てたであろう餌袋の切れ端やペットボトルがいくつも捨てられてあった。(拾って帰りました)帰ってからいくつか調べて読み漁った結果島民全員が全員ではないにせよ島へ訪れてもらっても構わない、餌も程度を守ってくれればあげても構わないとのスタンスであるということ。

僕たちは感謝しなければならない。そしてそれをルールを守ることで表現す

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犬派、猫島を歩く(The day of NEKOSHIMA) その3

犬派、猫島を歩く(The day of NEKOSHIMA) その3

こんばんは。おかわりありませんか?

僕は犬派です。犬を飼っていましたし彼らの従順でやさしい心に幾度となく救われてきました。彼らに対して僕が出来たことは少なかったですがいつだって信じてくれているその感じがとても大好きです。

それなのに何で猫島に行くんだこの野郎などと思われる方もいらっしゃるかと思います。それ正解!行って来たら?に対して行ってくるわと一つ返事。

僕もね、きっかけが欲しいんですよ現

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犬派、猫島を歩く(The day of NEKOSHIMA) その2

犬派、猫島を歩く(The day of NEKOSHIMA) その2

伊坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』でこんな一節があった。

雨に濡れている捨てられた子猫に同情する妻。見かねた旦那がその子を助け、体を丁寧に拭いてあげて妻に差し出す。違う、私の欲しかったのはそんな猫じゃないの。(要約)

餌場周辺に居を構える猫たちは総じて毛並みもよく、人懐っこいしどっしりしている。猫のことについては疎いのだけれどきっと上下関係やナワバリ争いの末のいま。

彼らは僕らみたいな

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犬派、猫島を歩く(The day of NEKOSHIMA) その1

犬派、猫島を歩く(The day of NEKOSHIMA) その1

前略、いかがお過ごしでしょうか。

僕は朝5:45の目覚ましを止めて荷物をリュックに詰め込み一路猫島へ向かいました。

道中朝ごはんを食べながら海岸通りを南下。途中あの有名な下灘駅を通過。

※別日撮影

7:05乗り場に到着しました。駐車場は道の反対側に。1日2便34名が乗船できます。朝の便で34名なれば昼の便は乗ることが出来ません。注意。ちなみにこの日は平日。朝の便に14名が乗船されました。つ

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