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犬派、猫島を歩く(The day of NEKOSHIMA) その4

観光客が猫島を訪れることについて快く思わない人もいるだろう。実際、観光客が捨てたであろう餌袋の切れ端やペットボトルがいくつも捨てられてあった。(拾って帰りました)帰ってからいくつか調べて読み漁った結果島民全員が全員ではないにせよ島へ訪れてもらっても構わない、餌も程度を守ってくれればあげても構わないとのスタンスであるということ。

僕たちは感謝しなければならない。そしてそれをルールを守ることで表現する必要があるように思う。あれこれ考えた結果シンプルにそこに帰結。

一路西端へ。途中チューリップが素敵。こう歴史のありそうな石垣が随所にみられるのだけど、島内の石だけでこんなに積み上げられるのだろうか。

西端へは彼が先導。ピントが合っていないのはカメラの設定を間違っていたせい。Panasonic製の古い一眼レフ。

ほなね。って言って防波堤の上を歩いて帰っていった。優しいような優しくないような。嫌いじゃないよ。でももっと一緒の時間を過ごしたかった。

この後暫くして第2便が島に到着。船頭さんが餌をあげるとの情報を聞きつけまた餌場へ移動。

島では猫の良さについてずっと考えていた。実は前から不思議だった。twitterで自分がフォローしている多くの方が猫好きを公言していてその画像とかが回ってくるのだけれど……

うん、確かに可愛いよ。いいねもつけちゃう。

でも実際接してみて、彼らのつれない態度にやきもきしてしまう。犬と違って喜んでいるそぶりもみせない。寝てばっかりだし餌がなけりゃ多くの猫は見向きもしてくれない。(筆者の魅力が足りないと思ったあなた、箪笥の角で小指ぶつけろ)

犬みたいにさずっと愛し合っていたいじゃないか。この時点でまだ犬派。



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