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カラオケ(発声)セラピー

自分ひとりでできる簡単
「セルフセラピー」シリーズ。
今回は、カラオケセラピーです。

あなたは、歌うことがお好きですか?
好きだけど、うまくなくて……
は、気にしなくて大丈夫。
一人で歌うのですから。

また、歌うこと自体が好きではない、
という方は、歌わなくても構いません。
声を出すこと、息を吐くことの
利点も後述しています。

息を吐くと、ストレスも思いこみも抜けやすい
の部分だけでも目を通してみてください、

セルフセラピーは、こんな方におすすめ
・セラピーサロンに行くまでもないけど、でも気になっていることがある。
・自分ひとりでできる、癒しがほしい。
・ピンポイントで効き目がある、簡単なセラピーを知っておきたい。

カラオケセラピーとは

読んで字のごとくなのですが、
カラオケで歌うセラピーです。
カラオケ店に行かなくても、
自家用車がある方は、
運転中に歌うでもOKです。

大事なのは
自分で声を出す」「自分に音が響く
ことだからです。


あなたは最近、歌っていますか?
そういえば大きな声なんて出してないな、、、とか
最近、呼吸が浅くなっているかも、、とか
ストレス結構たまっちゃって、、なんてあなたは、効果抜群ですよ!

用意するもの:歌いたい歌の歌詞と音源(懐メロでも流行のものでも)
ついでにあるといいもの:水(コーヒーやお茶だと喉が枯れやすいので)

カラオケセラピーの効果

「自分で声を出す」ことに、
どんな効果があるのでしょうか。
それは、「感情の癒し、浄化」と
「ストレス解消」です。

これは自分で気づいているストレスにも、
自覚のないストレスにも効果的です。
さらに、
呼吸によって気脈が整いますので、
同時に健康促進にも効果があります。


歌が好きなあなたは、
きっとお分かりになると思います。
歌うことのスッキリ感。
歌へ感情移入したあとの清々しさ。
終わったあとの達成感。

先ほども言いましたが、
うまいヘタはここでは
全く関係ありません。
「声を出す」「自分自身に響く」
ことが重要なのです。


声を出すということの意味

カラオケでは、声を伸ばすために
ブレス(息継ぎ)に気を使います。
特にロングトーンのバラードや、
逆にアップテンポで
息継ぎのタイミングが一瞬しかない歌
などは、呼吸に気を使います。

そして、知らず知らず、
吸った息を「使い切り」ます。
使い切って、また吸う。
ここに、大きな効果があります。


あなたは、ふだん
意識して呼吸をしていますか?
呼吸とは自律神経なので、
基本的には皆さん
自然に呼吸していて
意識などしていないと思います。

でも、
カラオケなどで歌っている時は、
思い切り吸って思い切り吐く
ということが大事になってきます。


ここであなたにちょっと、実験してほしいことがあります。

近くにある物を…なんでもいいので、
片手で握りやすい物を握ってみてください。
ペンとか、割りばしとか、
ペットボトルとか、毛布の端っこ
でもいいです。

握ったらですね、
ぎゅーっと力を入れてみてください。

どうですか?
今、息を止めてませんでしたか?

吸ってから、「ん!」と息を止めませんでしたか?

今度は反対に、
息をおもいきり吐きながら、
握りしめてください。

どうですか?
さっきより、
力が出なくなかったですか?
信じられない方は、
もう一回、やってみてください。

どう頑張っても、
息を吐きながらだと、
さっきよりは力が入らない…と感じませんか?


そう、人間は、
息を吐くときは「力が抜けやすい」
ように出来ているのです。


息を吐くと、ストレスも思いこみも抜けやすい


ストレスを抱えている人は、
自覚があるなしに関わらず、
「力を入れて」います。

色々な思いこみを
抱えている人もそうです。

まるで手でぎゅっと
握りしめているように、
その「感情」や「考え」「悩み」
を持っています。

文字通り、悩みを「抱えて」いるのです。


これが、息を思い切りはくことで、
体の力が緩み、手放しやすくなります。

実際、深く悩んでいる方、
深く悲しんでいる方、
激しい怒りを感じている方は
呼吸が浅く早くなっています。

これを意識的にゆっくり、
深い呼吸にするだけで、
ストレスは軽減されるのです。

私が行っているヒプノセラピーの最中でも、
呼吸をとても大事にしています。
息を吐くこと、吸うこと、どちらも大事です。


出産のときに、ベテランの先生に
「どうしたら痛みを減らせるのか」
と聞いてみたことがあるのですが、
先生はこうおっしゃっていました。

「息を吐きなさい。ヒッヒッフーとかいらない。吸うとか叫ぶとか止めるとかじゃなく、息を吐くだけでいい」

その助言に従って、
陣痛は息を吐いてまぎらわせた私です。

息子が今より幼い頃の予防接種で
「息を吐くと痛みがなくなるよ」と教えたら、
「本当だ!」とそれから泣かなくなりました。


このように、「息を吐くこと」は
「力を抜く」ために
とてもとても大切なのです。

で、これが単なる「息を吐く」
だけだとつまらないですよね。
そこでカラオケです。
好きな歌、歌いたい歌を歌って、
息を思い切り使う。
これで、楽しみながら
ストレスやいらない感情まで手放せるんです。

音の波長による浄化

もう一つ、
カラオケである事に理由があります。

それは、音楽による「振動」によって、
同じ波長帯にある
不要な感情が落とされるということです。


下の記事の中ほどにも
「波動の浄化ということ」
あたりから書いているのですが、

物質はすべて、振動している ということを。
そうです、すべての物質は振動数は違えど、常に振動しています。
これは何を意味するかというと、振動を変化させることで、物質は変化するということです。
かみ砕いていえば、振動数を変化させることで、自分自身をも変化させられるということ。

これは外から入ってきた
振動に対してもですが、
自分が発した振動に対しても
同じことが起こります。

特に「声を出す」ということは
声帯を震わせる、つまり
自分を振動させるということなので、
一番むりなく浄化できるのです。

選んだ曲、歌も
「自分が必要」と無意識に選んだものですし、
本当にぴったりな波長になるわけです。

アウトプットすることの大切さ

最近、息子にもよく言っていること
なのですが、
今の世の中は「インプット」がとても多くなっています。

例えば、ゲーム、TV、
YouTubeなどの動画、勉強、習い事。
そういう「インプット」がとても多く、
アウトプットの時間が短いように思うのです。

アウトプットとは、
「考えること」「試行錯誤すること」
「表現すること」などです。

これが苦手だと、
「自分で考えることが苦手」
「コミュニケーションが苦手」
「自由に表現していいと言われると戸惑う」
といった状態になります。

たとえば算数や数学で、
「この答は4だけど、その答えの出し方は色々あるよ。皆で話し合ってみよう」と言っても、
「え、オレ答えが同じなら、考え方なんて一つでいいし。他の式はめんどくさい」という反応が返ってくることがあります。
これは、「別な考え方をするのが面倒」とか「自分の考え方が一番正しく、他は間違い」という思いこみがあるからです。

我が家の息子はもともと
絵を描いたりお話を考えたり、
創意工夫が好きだったのですが、
ある時からそのような兆候(面倒がる)
が表れ始めたので、
少しずつ声をかけるようにしました。

「アウトプット」の時間を
なるべく増やすよう声をかけていたら、
今ではYouTuberのように
楽しんで動画編集をしています。

このように、現代は
特にインプット過剰で、
アウトプットの時間が
極端に少なくなっています。

そこで、カラオケ。
歌を歌っている間は、
歌に集中できます。
自分の感情に向き合うことや、
歌に向き合うことが無理なくできるのです。

まとめ

感情の浄化、
ストレスの発散、
思いこみや不要な力の解放、
波長による波動の浄化、
アウトプットすることで生活のバランスをとる…

このように簡単なのに
効果が大きいカラオケセラピー。
あなたもよかったらぜひ
試してみてくださいね!

夕暮れの田んぼ道、
犬の散歩中、空が綺麗で気分よく、
誰もいないと思って
大きな声で歌っていたら、
遠くから人が歩いてきた…

という恥ずかしい思いを
したことのある私からのアドバイスとしては、
歌う場所はカラオケ屋さんか運転中がおすすめです(笑)

最後までご覧いただき
ありがとうございます!


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