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「自分で気づく」を、人生の目的にする人もいる

今回の記事は、
前回を読んでからだと、
またひとあじ違って
感じるかもしれません。

私が、ガイドさんから
教えてもらったこと、
そして
難しいけど書かなければと
感じたことです。

★「自分で気づく」目的を持った人たち

母との関係性を
探った過去世をきっかけに、
現在の両親はどちらも
「自分で気づく」ということ
人生の大きな目標に
しているのだと知りました。

彼らは、どちらも
「自分で気づく」ことを
人生の目的にしている。
だから、お前は
何もしてはいけない。

そう言われました。

……実は。

両親はどちらも、
とても生きづらそうで、
苦しそうに見えて、
「どうにか出来ないのかな」
「なにか私にできることはないのかな」と
ずっと考えてはいたのです。

そういう人間もいる。
彼らは、頑固だ。
人に言われて気づけるようなら、
とっくに気づいているよ。

何度も何度も
これ(自分で気づくこと)を目的に生まれている。
だから、お前が何かをしたら
彼らの「気づき」を奪うことになるんだよ。

言っていることは、
痛いほど理解できました。
でも、何もできないことが
切なくて、
祈る事しかできなくて、
「どうにか気づいてくれれば」と
なんだか涙が出てきました。

すると、言われます。

「何かしてやりたい」
「気づいてほしい」
「幸せになってほしい」
そう願うのは、よく分かる。
思って当たり前だ。
それも愛なのだから。

彼らが寂しい思い、
苦しい思いをしていることも、
分かるのだろう。
でも、放っておかなければ
いけないんだ。

放っておくほうが
余程辛いだろう?
わかるよ。
(※ガイドさんたちもそうなのです)

でも、気づきは奪ったらいけない。
もう、お前なら分かるだろう。
彼らは、お前とは
別な目的を持っているんだよ。

だから、愛してあげなさい。
「目的を果たせる」ということを
しっかりイメージしてあげさえすれば、
それでいい。
それ以上、できることはない。
ただ、愛を送りなさい。

★勝手に「敵」を作っている

ふりかえってみると
父母は、
なんでもかんでもを
すぐに「人のせい」にする
ところがあります。

隣人のせい、
親のせい、
子どものせい、
孫のせい。

世界のせい、
政治のせい、
会社のせい。

自分たちが苦しいのは、
自分じゃなくて、
誰かのせい。

だから、
その「誰か」が変われば、
自分は幸せになれる。

言葉には出さなくとも、
物事をそう捉えている
ような様子です。

それはね、
怖いからなんだよ。
自分の人生の責任が
自分にある、と思うことは
彼らには怖いんだよ。

なぜなら、それは
「自分が苦しいのは自分のせい」に
なってしまうからだ。
彼らは、それに耐えられないんだよ。

例えば、
自分の「内側」を見つめるのが怖い。
見つめたことがないし、
よく分からない。

また、
人が去って行くのが怖い。
だから、人が少しでも
自分を粗末にした気がしたら、
自分を理解してくれなかったら、
「自分の方が先に」去る。

本当に強い人は、
自分の弱さをも受け入れる。
怖さも受け入れる。

別に、弱くても怖くても
誰も責めないけど、
(※ガイドさんたちも責めない)
自分で勝手に「敵」を作るんだ。

我々は、君たちに、
「目標」を課したことなど
ただの一つもない
よ。
それすら自分で作っているんだ。

「味方がほしい」から、
先に敵を作る。
そんな感じらしいです。

★アドバイスする人、教えてくれる人を遠ざけたら、あとは「自分」しかいない

そうやって、
孤独心と恐怖心、
あるいは少しの無知から、
父母は自分と違う意見を持つ人を
批判します。

そうして、
「あいつはダメだ」と
自ら離れます。

自分に意見してくれる人が
いなくなれば、
必然、自分で気づくしか
なくなるんだよ。

つまり、
素直な心と「気づける」心を
持っていなければ
いつまでもいつまでも
「気づくための苦しみ」が
終わらない、ということ。

泣く私を励まし、
わかるだろう、と声をかけるガイドさん。

「苦しみ」すら奪っちゃいけないって、
自分でも言ってたろう?

などと言われます。
(気になる方は過去記事参照 ↓)


困ったものです。
赤の他人にはそう言えても、
血の繋がりがある家族には
難しいこともあるのです。

それこそが、人情
(人の情)というものだよ

ガイドさんたちは、
そんな我々の「情」をも
認めてくれます。
だからこそ、
人間として生まれる意味があり
だからこそ、
成長できるのだと。

★変化のきっかけは、「気づき」

以前にもこんな記事を
書いたことがありますが↓

人生の大きな目的のひとつは、
無条件の愛」を学ぶこと。
極論、
そのために我々は生きている、
とも言えます。

でも、その派生で
色々な学びや
気づきがあるのです。

先日のお客さまが、

「私、変わりたいと思って。
 もしかしたら、
 私が変わったら、
 物事は変わるんじゃないか
って。
 そのきっかけになるかも、
 と思ってきました」

と、おっしゃっていました。
「変わる」ことを恐れる方も多い中、
すごい勇気だなあと感動しました。

続けて。

「母は、以前、すごい我が強くて
 たいへんな人だったんですが、
 大病して変わったんです。
 でも、私は『病気で変わる』のは
 いやだな、って」

素晴らしい洞察力ですよね。

さて、ここで
これをご覧になっている
あなたにお聞きしたいのですが、

Q 変化のきっかけって、何だと思いますか?

病気?でも、病気しても
性格まで変わらない人もいます。

成長?すごい!そうですね。
では成長って、
いつするんでしょう?

A 答えは「気づき」です。

何が起こっても、
誰に何を言われても、
どんな病気をしても、
どれほど苦しんでも、
そこで「気づかなければ」
何にも変化はしない
んです。
成長もないんです。

同じ悩み、
同じ苦しみが、
何度も何度も
やってくる。

それは、
「まだ気づいていない何か」
があるから。

それに気づくと、
次へ進めます。

★RPG(ゲーム)でたとえると


それは、たとえるならば
RPGのアイテム
のようなもの。

ゲームをなさったことが
ある方なら、
お分かりいただけると
思います。

Aの町からBの町へ
行こうとして
「君、王様の許可証は?」
と聞かれたとします。

王城へ行く道も
閉ざされています。
つまり、何かが足りない

もしかしたら、
A町の人に聞き忘れた事が
あるかもしれません。

道中で、見過ごしていた
道があるのかもしれません。

つまり、
「気づいていなかった」ので
次に進めないのです。

せっかくレベル上げして、
HPもMPも全部MAXでも、
武器も防具も道具も揃えても、

次へ進めなかったら、
クリアは出来ないのです。

同じ道を、ひたすら
グルグル回るだけです。

ただし!

ゲームでは、
アイテムやヒントは
自分から来てくれませんが、

現実世界では
向こうから来てくれるのです!
なんと優しい!!

★例・私はアキレス腱を断裂しました


ちょっと前の話です。
私の失敗談というか、
「気づき」の一つとして
笑ってください。

私は、
きちんとお客様の予約が
入っているのに、
いつまでもいつまでも
当時の会社を辞めずにいました。

なぜなら、
セラピストは
給料があるわけではありません。
安定的な収入の保証など
どこにもないわけです。

今思えば、
それだけではなく、
「必要とされている状態」に
喜びを感じていたのも
あると思います。

当時、私に辞められると困る、
と言ってくれる人が多かったのです。

さて、そんな生活をしていたら、
突然、ひょんなことで
アキレス腱を切って
家での生活を
余儀なくされました。
(今は治っています)

もちろん不便ですし、
会社にも迷惑かけました。
(両松葉杖で、移動もままならないし、
むくむと治りづらいと言われました)

そんな中、
「あつまれどうぶつの森」をやりつつ(笑)、
やっぱり色々考えました。

「これには、何の意味があるんだろう?」と。

松葉杖で出勤する私を見て、
会社の先輩が言いました。

「私たち、ずっとさやかさんが『辞める』って言ってたのに、頼りきりで、悪かったなって。今の仕事、少しずつ引き継いで皆に振り分けるから」

そうなんです。
結局、「辞める方向」に、
一気に話が進んだのです。

その後は、
ありがたいことに
今の仕事をずっと続けています。

★「自分で気づく」ことの大切さ

耳にタコができる、と
言われそうですが、
本当に
「自分で気づく」ということは
大事です。

でも、
たしかに難しい。

自分にとって
あまりに「当たり前」だと
疑うこともしないし、
一見いいことにも見えますので。

無意識でしか
解決できない時もあるのが
また厄介です。

だから、
自問自答や内観が
ひたすら大事なんですよね。

ヒプノセラピーは
無意識につながるので
確かにめちゃくちゃ
「気づき」やすいツールです。
魔法の杖みたいで、
私はとても気に入っています。

もちろん、どんなツール、方法でも
あなたの好きなもの、
しっくりくるものが一番です!

「気づけたら次へ進める」と
ガイドさんに言われました。


★追記:その後、母が変化した後日談

以下の部分は後日の追記です(2022.04)

母の誕生日に、父が倒れました。
そこでの色々なやりとりに、
それ以前との変化を
すごく感じたお話です。


どうぞサポートのお気持ちは、ご自分へのご褒美に使ってあげてください♡