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母の誕生日に父が入院し、広がった多くの「気づき」

先日、父が脳梗塞で入院しました。
それがちょうど母の誕生日で。

私は日が変わって夜中のうちに
「誕生日おめでとう」
「ありがとう」などと
母とLINEでやり取りしたのです。

それから半日ほど経った頃、
妹から「お父さん入院したって」と。
……はい?  初耳だぞ……??


幸いなことに、
父は発見が早く、
かなり軽症のようで、
心臓やその他の臓器にも
また運動・反射系統にも
異常はないそうです。

母から報告がきたときには
「ああ、寿命に関わらない病気だな」
と(勘で)分かっていたのですが
その後、母に付き添って
話を聞きに行ってくれた弟から
詳しい内容を聞き、改めて安心しました。

面会は一切できないそうですが、
LINEはできました。
いい時代になりましたよね。
父いわく
「調子はいいけどヒマでしょうがない」
そうです(笑)

そこで息子が作った動画や
休みに訪れた美術館の写真を
送っていました。

田中達也さんのミニチュアライフ展✨


さて、諸々の手続きのため、
(運転苦手な母の足役として)
久しぶりに母に会いました。

すると、なんとなーく
今までと感じが違うのです。
うまく言えませんが………。

以前は、話の内容が
9割愚痴だったような気がします。
ところが久々に話してみると、
愚痴がたまにしか
出て来なくなっている、
そんな気がしました。

父の入院でしょげている、とか
そういう影響かなとも思ったのですが、
父が早期に退院できそうだと知ると
「えー面倒だなご飯作るの」
などと憎まれ口を言うくらいなので
それだけではなさそう。

そういえば、
先日、母との関係の過去世を
癒したのです↓

もしかしたら、
この影響かもしれないなと思いました。
癒したのは私ですが、
影響は無意識化で
関係者にも及ぶからです。

私自身が以前より
母に優しくなれたのかもしれないし、
母の心境(無意識)にも影響があったのかも。


気になって少し聞いてみました。

私「お母さん、ぶどうって好き?」
母「えー、あんまり好きじゃない」
私「味がね。じゃあ、育てるのは?」
母「あれ、手間かかるから。嫌だね」
私「木切ったりとか?」
母「そうそう、もぐ(収穫)のも大変」

ああ、過去世のときと
同じこと言ってる。
そう思って私は笑いました。

今すぐではないけれど、
いつか、過去世での話を
母にするかもしれないし、
しないかもしれない。
それは分かりません。

でも、そのうちにしてみてもいいかな。
そんな風に感じ、
自分の心境も大きく変化している
ことに気づきました。

それ以外にも、
母には大きな変化がありました。

不仲だった叔母夫婦に
連絡をしたのです。
(私が一番好きな叔母で、
過去世で親子だったことも)

これは本人もちらっと言ってましたが
妹も母からLINEで聞いた、と
教えてくれました。

「どうしようかすごく迷ったけど、後悔したくないなと。でも、連絡して本当に良かった」
そう言っていたそうです。
これはおそらく母を知る人しか
分からないかもしれませんが、
驚くべきことなんです。

しかも、仲違いした張本人の父も
事後報告したら「それでいい」と
言ったそうで。

実家の両親と叔母家族の
確執が薄れるきっかけに
なってくれればいいなあと
希望がもてました。


大きな病気って、
大概「気づき」のために起こります。
本人と、
周りの人間の気づきです。

このたびの父の病気も、
そうだったんだなあと
改めて思ったのでした。


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