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全力で、夫の自慢をさせてほしい

夫はすごい人だ。
へっぽこだった私をまるっとすべて受け入れてくれ、「こんなことやってほしい、やってみたい」という私のわがままを「そんなの無理」とはねのけずに、どうしたらできるか?を一緒に考えてくれる。

頭もよく、仕事もできる。
CADで図面を書く仕事もベテランの域だが、最近は業務効率化の役割を任され、VBAなどを駆使してプログラミングにも挑戦している。

論理的に考えるのも得意。
理科系も強く、そのあたりのことは何でも夫に聞けば、大概答えが返ってくる。

工作も得意。こちらを見てほしい。

夫が作ったボルダリングと雲梯

息子が雲梯に夢中になっているので、私が「家にもあったらいいのにな~」と言ったら、作ってくれた。

設計図もCADで自作し、几帳面な夫らしくピタッとはまる完璧なものを作り上げた。

子育てに対しても積極的。
まぁ、私が占めるウェイトの方がどうしても大きくはなるが、子どもたちのお世話はもちろん、育児の悩みも共有している。


夫とは、伯母の紹介で知り合った。
いわゆる、お見合い写真的なものを渡されたとき、正直「げっ」と思った。

メガネで小太り。頭頂部はM字。私より5歳年上。
私にはこんな人からしかお呼びがかからないのか、なんて落ち込んだ。

それなのになぜ夫と会ったかというと、当時の上司の影響が大きい。
私の上司は私より10歳上で、メガネでどこかさえない人だった。
でも、私の話をよく聞いてくれた。
男性に対して免疫のない私が、ここまであけすけに何でも言えるというのはまれなことで、自分でも驚いた。
”そうか、私にはこういう人が会っているのかもしれない”と思ったのだ。
運よく、その勘は当たり、現在に至る。

見た目が格好いい人、おしゃれに気を配っている人、はやりを知っている人、会話が楽しい人…漠然と描いていた理想の男性像。
でもそれはどこかで見聞きしたただの理想でしかなかった。
確かにそういった人はたくさんいるだろうけれど、私が隣にいてほしいのはそんな人じゃなかった。
ありのままの私を受け入れてくれて、私が素の私でいられる人。
容姿なんて、気の利いた会話なんて、そんなの私にはどうでもよかったのだ。夫に出会って、そう気づいた。

夫は容姿で損をしていたのかもなぁなんて思ったが、私にとってはそれが好都合だった。だって、中身を知ったら、こんなに素敵な人はどこを探してもいないって思うから。

夫と出会えたことが、私の人生の中で転機になったことは間違いない。
夫と出会えたことを境に、私は自分に自信が持てるようになり、「幸せな毎日だ」と思える日々を過ごせるようになった。

夫だって人間なので、たまに「この人、もう無理!一緒になんていられない」と私が怒ることはあるけれど。
夫から一方的に私にキレてくることはない。
ケンカは100%私が発端。(もはや喧嘩でもないのかもしれない…)


夫に「私のどんなところが好きなの?」と聞いてみた。

「面白いから。いつも何かに悩んで、それをなんとかしようともがいているでしょ。生きてるって感じがする。見ていて飽きない。」

やっぱり夫は、私の一番の理解者だ。

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