自分の心で選ぶことを諦めない
先日、小2息子の運動会があった。
どたばたの運動会についてはまた別の記事で書こうと思う。
今日はそんなどたばたの運動会に届いた1通の詩を紹介します。
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めぐみさんのこちらの企画に参加させていただいた。
noteの文章から見た、めぐみさんの印象は「ホワホワした優しさと、キュッとした芯を持っている方」。私の大学時代の友人に似ているなぁと思っている。
そんなめぐみさんのこの企画、「もう絶対手を挙げたい!!」と思った。
私の為だけの詩を書いてもらえる!しかもガラスペンで!
なんと贅沢な企画だろう!と思って、コメントした。
そして届いたのが、こちら。
運動会をボイコットした息子に寄り添った後、お昼ご飯を食べに家に帰ったら、届いていた。
まず、めぐみさんの手書きメッセージにうるっときてしまった。
私は悩みながらもただひたむきに、まっすぐ、諦めずに頑張ってきたんだなぁと。そして詩を読んで、その一言一言が、心に沁みていった。
運動会という場で、どうしても周りの目が気になり、周りの子どもたちと息子を比べてしまう私がいた。
息子に寄り添いたいという気持ちと、もうちょっとなんとかならんのかいな、という苛立ちとで、疲れ切っていた。
冒頭の「自分の心で選ぶことを諦めない」という言葉がとても力強く響いた。そう、私は私のやり方で息子に向き合うって決めたのだ。
時に悩むことがあっても、自分で決めた道を進むと。
めぐみさんの詩に、励まされ、「午後の部も頑張ろう」と思えた。
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ガラスペンで書かれた文字が、めぐみさんらしいなぁと思う。
大学時代の友人の字体とよく似ている。
心って文字に現れるのかもしれない。
昔はよく、手紙を書いていた私。
友人との手紙のやりとりの楽しみの一つが、手書きで書かれた文字だった。
丸っこい字体、のびのびとした大らかな字体、大人びたピッとした字体。
どんな思いでこの文字たちを書いたのだろうと、想像するのが楽しかった。
今はめっきり手紙は書かなくなった。
文章はもっぱら電子媒体に変わっていったから。
手書きの温かさに、懐かしさを覚えた。
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家に帰ってきた息子は、めざとく手紙を見つける。
「なんや?なんやこれ?」と聞いてくるので、「お友だちに、お母さんだけの詩をもらったんや!いいやろぉ!」と自慢してやった。
カレンダーの下、よく見える場所に飾っている。
noteを通じて、こんな風に作品を書いていただけるなんて本当に嬉しい。
思いがけず、世界がふっと広がることが、とても楽しい。
めぐみさん、素敵な詩をありがとうございました。
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