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夜のお出かけはやっぱりワクワクした
先日、「夜のお出かけはワクワクする」という内容の記事を書いた。
子どもたちを「夜のおでかけ」に誘ってみるのは面白そうだなぁと思っていたのだが、意外に早くその機会が訪れた。
土曜日の朝、私はフラ教室に行く。けれど、先週は息子の保育園で運動会があったのでやむなく欠席した。どうしてもレッスンを受けたかった私は、夜のクラスに振り替えてもらうことにした。
車が運転できない私は、夫に送迎を頼んでいる。この、”夜のレッスンへ向かう車”に、息子も同乗させるのはどうだろうか?と思ったのだ。
わが家では、”夜のおでかけ”はめったにない。外食はほとんどしないし、外で遊んだとしても17時までには帰ってくる。だから、滅多にないこの機会をイベント化しようというわけだ。
「今日は夜のおでかけをするよ。」と息子に話した。
「え?なにそれ?どこ行くん?」
「お母さんのフラ教室があるから、ケンも一緒においでよ。」
「やったー。行く行く!」
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夕方になると息子がうずうずしだした。
「ねぇ、もう夜?」
「いや、まだだよ。まだ4時やから。おでかけは7時。」
「いつになったら夜になるん?」
「暗くなったらね」
「早く暗くならないかなー」息子は窓の外を見ていた。
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おでかけの時間になった。外に出るともうあたりは真っ暗。
「あ、星が見えるよ」息子が夜空を仰ぐ。本当だ。
「夏の大三角形?でももう秋だから違うか?」なんて言いながら車に乗る。
車が動き出し、夜の街に出る。いつも通る道なのに、少し違って見える。
「スーパーが光っとる!」息子が興奮している。
「あれはなんや?光ってクルクルまわっとるよ」お店の回転灯だ。
アミューズメント施設の前を通ると、まぶしいくらいのネオン。
「ほらケン、見て!色がだんだん変わっていってる!」私まで興奮していた。まるでディズニーランドのアトラクションに乗っているみたいだった。なんて安上がりな家族だろうと思うが、本当に楽しかった。
車が好きな息子。レゴでも車を作っては「このライトが光るんやよ」と教えてくれる。でも、実際に車が光るところは見たことがなかった。夜にお出かけしないからね。本物の車が光っているところが見れて嬉しかったのだろう、夫とこんな会話をしていた。
息子)「車、みんな光っとるね。お父さんの車も光っとる?」
夫)「前が見えるようにライト照らしてるよ」
息子)「後ろも光っとるん?」
夫)「後ろのライトも光ってるよ」
息子)「そうなんやー(ニヤニヤしているのがわかる)」
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娘はまだ0歳なので連れて行かなかったのだが(お家で祖父母とお留守番)、もう少し大きくなったらみんなで出かけたいと思う。
あ、でも回数はできるだけ減らして。頻繁に行くと楽しみが半減しちゃうと思うから。
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