「好き」で稼ぐのも夢じゃないかもしれない

先日、メガネコンサルを受けた。
その話はこちら。

コンサルを受けたやすみさん。もともとは会社員だったのだが、自身もファッションコンサルを受けたことをきっかけに、今ではコンサル業をされている。

やすみさんってすごいな～。行動力あるな～。と思っていた。
そんな折、こんな本に出会った。

女性のための稼ぐ教科書 一瞬で経験をお金に変える魔法

読み進めていくと、まさにやすみさんのことじゃないか！と思った。

想像できないかもしれませんが、あなたの経験は、必ずお金になります。
誰に頼まれたわけでもなく、自分が「好き」で続けて身につけてきたものを私は「好きスキル」と呼んでいます。
そして、この「好きスキル」を生かして稼いでいる女性は、自分自身のエクスペリエンス（経験）をマネタイズ（収益化）しています。
そんな女性を、私は「エクマネ女子」と名付けました。

女性のための稼ぐ教科書　一瞬で経験をお金に変える魔法

あなたにはどんなスキルがありますか？と聞かれると、「えっと、普通自動車免許は持ってます・・・エクセルやワードは使えます・・・・」なんて当たり障りのない事しか言えない。

けれど、この文章を読んで、「好き」で身につけてきたものも「スキル」なんだ！と目からうろこだった。

そして、その「スキル」を収益化できると。
読み進めていくうちに、思わず「なるほど～」と唸ってしまった。

著者は、「好きスキル」を生かして起業（具体的にはコンサル業）することを勧めている。
具体的には、「好き」でやってきたことを「誰かに教える」ということ。

たとえば、私がコンサルを受けたやすみさんの場合は以下のような感じ。
メガネの自分が嫌い
→コンサルを受ける
→”ファッションで人生が変わる”という経験をする
→自分も変われた！この感動をみんなにも伝えたい！
→メガネとファッションの研究（理論的な考え方を学ぶ、実践して悩みを解決していく）
→コンサル業を立ち上げる

自分が経験してきたことだから、何を悩んでいるかがわかるし、その悩みについてどう解決してきたかもわかっている。
同じ悩みを持っている人に向けて、そのノウハウを伝え、サポートしていく。

あなたの経験は、どんな人の役に立つでしょうか。
まず相手のイメージを膨らませてみましょう。
ここで間違えてほしくないのが、相手の選び方です。
（中略）嫌な相手を無理やり対象に入れる必要は全くありません。
「こんな人と生涯の友だちでいたい」
「仲間として一緒に成長していきたい」
と思えるような人、こころの底から「この人のお役に立ちたい」と思える人を具体的にイメージしてみましょう。
私が考えるビジネスは、ただお金になればいいというものではありません。
（中略）実は、お金をいただきながら、自分自身も成長させていただいているのです。
お客様の要望にお応えしていくために勉強し、お客様と一緒に進んでいく（中略）だからこそ、ずっと付き合っていけると思える方を対象とすることが大切になります。

女性のための稼ぐ教科書　一瞬で経験をお金に変える魔法

私がコンサルを受けたやすみさんは、「メガネでもおしゃれを楽しむ」ために色々アドバイスをしてくれるわけだが、単純に「小手先のファッションノウハウ」を教えくれているというわけではない。

もちろん、ファッションの理論的なお話しもしてくれるのだが、なにより「あなたがなりたい自分になるために」というとても大きなゴールに向かって応援してくれていると感じたのだ。

そしてなにより、私は、やすみさんの生き方にとても励まされたし、刺激を受けた。

やすみさんが私をどう思っているかはわからないが（笑）、この本の著者が言うように「一緒に成長して行ける人」を選ぶっていうのは大切なことなのだと思う。私はやすみさんにとっての「お客」なのだが。

＊

「好きなことで稼ぐ」ってムリなんじゃないかとずっと思ってきた。
もちろん、簡単なことじゃない。
けれど今の時代、ここまでネットが普及して、個人が発信することが当たり前のようにになってきている。
ネットをうまく使うことで、個人が副業したり起業することへのハードルって低くなってきているのではないだろうか。

行動するかしないかで、人生って大きく変わってくるのかもしれない。