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久留米青春ラプソディ

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僕のアホで、くだらくて、それでいて愛おしい青春期のお話。
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久留米青春ラプソディ vol.6

久留米青春ラプソディ vol.6

(汗と涙の野球部物語 編 第5話)

中学校を出るとすでに日は暮れ、少し肌寒い風が僕を通りぬける。

いつもとは違う帰り道。鈍行しかしか止まらない地元の小さな駅をすぎると、長い下り坂が見えてくる。

その坂を降りると右手にウメが住む小さなアパートが見える。

小学生の時に何度か遊びにきたことがあるこの場所にこうして訪れてみるとなんだか不思議な気持ちになった。

僕は自転車を止めると2階の部屋の窓を

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