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コアタイムなし時短フレックスにようやくできた話

絵と本文に深い関わりはありません・・絵のタッチが優しくて可愛いのと、子育て感があったので使わせていただきました。

共働き子育て中の働き方の選択肢

2人の子供がいるのですが、産休を取るまではフルタイムで働いていました。

最初の復職:2時間マイナスの時短勤務(フレックスなし)、2回目の復職:1時間マイナスの時短勤務(コアタイムありフレックス)でしたが、ようやく、今回のコロナ対応により、コアタイムなしを手に入れることができました。

1回目の産休~復職~2回目の産休まで

1回目の産休を取る前は、上司にマタハラされたり、報告資料作成のため夜9時頃まで(時には12時とか)職場にいて翌日しんどくて午前休したりしてました。つわりがひどい初期は頻繁にタクシーの後部座席で横になりながら帰りました。。

復職してからも月1の修正モジュールのリリース作業や検証で9時半ー10時半まで居て、そのたびに旦那さんの実家に小さい子供を預けていました。短時間勤務で日々の業務をきちんとやるためにトイレに行く時間も節約してたくらいなのに、開発作業以外に大きな宴会の仕切りを指名され、場所決めから宴会の内容まで企画しました。宴会は成功したのですが、当日も子供が発熱し、義理の親の実家に預けてました。そんなことは知らない幹部社員が「こういうの得意なんだね、またやればいいじゃん」と私に言い、悲しくなりました。もうムリや・・と内心思ったので、社内で異動しようと動き始めました。無事、ムリな部署を脱出し、異動して数か月後に2人目の産休に入りました。

2回目の復職

社内異動した部署は、育休中に組織変更があり、戻るときには隣の本部と統合されて、新しい仕事をすることになりました。システム開発の上流工程の知識もあったので、業務改善のようなシステム開発ではなく、新しい価値創造のためのシステム開発プロセスを検討、整備する仕事になりました。

サービスデザインを実際に経験してノウハウを学ぶために、本部内のアイデアピッチで採用されたアイデアをサービスとして実現するための活動に参画して、実証実験のサポートをしたり、2年くらいサブ活動をさせてもらいました。

一方、下の子がアトピー性皮膚炎で皮膚科によく通っていて、その皮膚科の朝イチに予約して、通院して、そのあと保育園に連れて行って、出社・・ってやると、コアタイムに間に合わなくて、準欠勤となるので、仕方なく午前休を使うしかなく、これについてマネージャに「どうにかなりませんか」と相談しても、「かなりの理由がないとコアタイムなしは認められないと思う」という回答でした・・。

かなりの理由ってなんだよ、信頼するお医者さんの診察に自分の子供を連れていくことすら制限があるのか、とブツブツ心の中でつぶやき。。おかげで、30分早く始まる2番目に信頼するクリニックに連れて行ってました。

時は流れて・・休校中の小学校の登校日がやってきた

上の子が小学校に春に上がったけれど、コロナで休校。5月になり、週1で登校日があり、それが出席番号で3分割され、決められた時間帯に親と一緒に登下校するというものでした。

指で数えるくらいしか登校経験がないので、もちろん心配なのでついていきました。その時間帯はタイムカード上は私用外出ということで、業務外の扱いとなる認識しかありませんでしたが、勤怠を確認する月次のタイミングが来たら、見覚えのない準欠勤が2回もついてる!

コアタイムの存在を忘れていた私もいけないけど、たまたまの出席番号でその時間帯になっただけで、親も来てっていう小学校の指示で・・コアタイムを守れなかったからって「準欠勤」ておかしくない?
コロナがなければこんなこと、起きなかったわい!

人事総務に相談したけど、「仕方ない。月4回までで1欠勤にカウントされます。その上限までであれば査定に影響ありません」と。直属の上司に相談したら、「人事はそういうだろうけど、本部単位では印象はよくないです」と正直ベースで教えてもらいました。

4月からえらい人が交代になったので、上司が私の事情をその方へ相談してくれ、晴れて、本当に晴れて、自分で働く時間を管理する働き方を手に入れました。

コアタイムって何なんだよ。みんながその時間に来ない、集まらない、っていう昔の誰かの行いによって設定されたんでしょうが、私に必要ないです。ないほうがありがたい!
これで子供の病院の予約も選べる時間帯が増えるし、イレギュラー対応しやすくなる。

人が変われば前はNGだったものが、OKになる。事情を理解してくれる想像力のある方で良かった。制度に翻弄されてやさぐれた気持ちになったけれど、自分のモヤモヤを相談したら動いてくれたマネージャには感謝しかありません。