見出し画像

音楽に技術は必要か

て。言ってみたものの。
うまけりゃ上手いほうが
何かと役に立つのは間違いない。

だが楽器とは不思議なもので。
なぜか楽器は下手だが
人を魅了して離さない人達がいる。


その昔
ベースを弾かずしてカリスマに
なったベーシストがいた。

シド・ヴィシャス

ケンカに酒にクスリに。
楽器なんてろくに弾いてなかったらしい。

だがそんな彼は一躍カリスマとなり
イギリスの音楽シーン 
いや、世界に影響を与えた。

(※諸説あるがまた別の機会に!)

その後のムーブメントは
ファッション、アート、デザイン、文学、ポップカルチャーに現在でも影響を与えている。



時代と言ってしまえばそうなのかもしれない。

大抵の音楽は教科書化されているのでまさに「音」「学」。

ぶっちゃけDTM等は理論的な物はそれほど必要ない気もするが。。。

(独断と偏見あり。。)🤔

特に最近

小学生が
ニンテンドーSwitchで作曲できるのだからビックリする時代になったものだ。


『音楽とは人間力』

たとえば同じピアノが1台あって
3人に弾かせてみたら
きっと3人とも微妙に違う。

それはもちろん
タッチの違いや弾き方の違いからなのだが、
なぜ弾き方やタッチが変わるのか。

その人それぞれの
性格だったり、気持ちだったり
はたまた空気を読む
ナイーブな心だったり
といったところだろうか。

そんな未知の領域。

性格や心によって音が変わるところが
音楽の不思議であり
楽しいところだと思っていて、
これは現在のAIでは
今は感じる事ができない。


バッハ、ベートーヴェンから始まる
音楽理論とアプローチを
研究しつくし、同じ様に弾けば
彼らとまったく同じ演奏が
できると信じる者がいる。

一方で弾き方、感情をマネしたところでそれは別物であり
バッハやベートーヴェンのような
演奏はできないのだよ。
楽器は弾く『人』により音が変わるからだと信じる者がいる。

セッティングを同じにし
弾き方も似たような感じにしたが
似たような音は鳴るが
まったく同じ音の気がしない。

楽器をやる方は
そんな経験があると思う。

クラシックはなぜあれだけ
上手い人達がこぞって同じ楽曲を
弾いているにもかかわらず
コンテストでは「差」が出るのか。

「技術的」にはだいたい同じレベルかと思うが、
メンタルだったり
感性だったり
他人と違う解釈だったりと。
そんな些細な違いなのだろう。

そんな中にあって

それほど上手くはないが何故か
心の奥深くに刺さる


そんな魅力的な音を鳴らす人達がいるのも事実だ。

結局何が言いたいのか(笑)
😅
そう!

悲しい事に
テクニックバリバリの演奏は人間的じゃないから退屈だ。

という矛盾が存在しているのだ。


ふと、楽器や音楽で行き詰まった時

テクニックより大切な事がある。
誰かがそんな事言ってたっけ?

と思って一休みして頂けたら
きっとあなたならではの
『世界』が見つかるかもしれない。

Luv(sic) Hexalogy

おしまいm(_ _)m
C-ya〜♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?