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三連休

四連勤が終わり、休みが来てやっとまたnoteを書く(打つ?)余裕が出てきた。
今まで日記や記録みたいなものは「毎日書かなくては…」と謎の焦燥感に駆られ、それゆえに続かないものが多かった。今回はそんな決まりを作らず、書きたい時に書く、というようにしてみたいと思っている。

四連勤が終わった私は今三連休の最終日にいる。
希望も出していない、ラッキーな三連休だ。(これがのちの自分を苦しめるかもしれないが)

1日目、予定があり岡山へ出かけた。予定は昼前に済んだためそれから夫と共に昼ごはんを食べた。初めての純豆腐である。辛いのは得意ではないがキムチ程度は食べられる。辛さは0〜4まで選ぶことができた。専門店の純豆腐に少しびびっていた私は0辛を選んだ。そうすると初心者マークをつけていた店員さんから、「0だと見た目が白いスープになりますがよろしいですか?」
純豆腐はベースが辛くて赤いスープだと思っていたので白いものが出てくると「純豆腐を食べた!」という達成感のようなものがないのではないか。そう思い結局1辛を選んだ。結果そこまで辛くなく、旨味を感じられる程度の良い辛さだった。スープにたくさんの豆腐、あとは雑穀米が一膳。これでお腹がいっぱいになるのか…?と心配していたがその心配は不要だった。ちょうど良い、もしくは結構な程度にお腹がいっぱいになり、今度から少しの空腹は豆腐の入ったスープで満たそうと思った。

そのあと、王子が岳の頂上まで車で向かった。ここは一度登山をしたことがあり、景色がどんなものかわかっていた。2回目の頂上の景色も1回目と変わらないくらいの感動を与えてくれた。カフェに入り、瀬戸内海を眺めながらぼんやりする。また持参していたエッセイを読みながらオーダーしたカフェオレを待つ時間でさえも美しかった。
ふと、落ち込むことがあればここに来たいと思った。岡山の山頂から香川まで続く海、その間にある島を見てとても心がスッキリとした。

その日は特別天気がよかったので、夕焼けも最高だった。家にいる時間ももちろん好きだが、この日ばかりは外に出かけていてよかったと思えた。家の周りには山があり、今の季節17時をすぎると一番綺麗に見える太陽は山に隠れてしまい夕焼けを最後まで楽しむことができない。この日は夕焼けを見ながら高速道路を走り自宅まで帰る道を楽しんだ。昼と夜がぶつかっているかのように水色とオレンジの境目が見える。水色がどんどん濃くなり、青から藍色になった頃、オレンジは赤色からボルドーに色彩を変化させ、山の奥へと沈んでいった。本当に最後まで夕焼けを綺麗に見たのはこの日が初めてだったかもしれない。

連休の2日目、そして3日目である今日のことも記録しておきたいと思ったが意外にも1日目のことを思い出すと話が膨んだので今回はここで終わりとする。
この日の景色は最高に私を満たしてくれるものだった。また同じような日が訪れますように。

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