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自分を育てるということ

”自分を育てる”という感覚を持ち始めたのはつい最近のことです。

心の状態が不安定だった私をブレイクスルーさせた言葉でした。


どうやら「育てる」というこの言葉が

暗闇から抜け出すための私にとってのセンターピンだったようです。


「育てる」という言葉を聞いた時、

あなたはどのようなイメージが湧くでしょうか。

・植物を育てる
・ペットを育てる
・チームを育てる
・自分の子供を育てる

育てるという経験は、思い返すと日々の流れの中で

どこかで一度は経験していたりするものなのかなと思います。


では、育てる時の感情はどうかというととても素直なもので、

育てていると実感する時、気持ちの根っこには

思い入れのような強い「愛情」が芽生えていたりします。


育てるという言葉は奥が深いと思います。

育てているものの成長は、愛情の大きさに比例したりするもので、

仮に全然うまくいっていないくても、

寄り添い続け、試行錯誤しながら前に進むことで

後に大きな花を咲かしたりする。


逆にまったく育たない時はというと、

実はただ愛情がないことだけが原因だったりする。

気持ちではなく、どちらかというと

意思で動いてしまっていたりするんですよね。


植物を枯らしてしまったりした時とか

部活だと部員同士の息が合わなくて全然試合に勝てない時とか

私は分かりやすいくらい心がどこかにいっていたりしたもので、

作業のような義務感のような、そんな感覚で取り組んでいたものでした。



このことを振り返っていた時、私は思いました。


「自分自身に対してはどうだっけ?」


意思ではなく、気持ちで向き合わない限り、

大切な人やものは良い方向に進展しないのかなと思います。

それをたくさん経験してきたのにも関わらず、

いい大人になった今になって、やっと気いたこと。


過去の「育てる」という自分の経験と比べて考えてみた時、

最も大切にすべき”自分自身”を蔑ろにしていた。


それに気づいてから、

大切なもの、育てたいものに対しては無条件で愛せば良い。

そう思えるようになって、

昔よりも断然、自分という存在を認められるようになりました。



そんなことにようやく気づけた20代後半です。

とても大切な気づきだと思いましたので共有したいと思い、

ここに記すことにしました。



ちなみに育てる意識を自分自身に対して向け始めてから、

素直な感情を毎日日記に記してみています。


少しずつですが、自分というイメージが浮かんできますので

これは本当にオススメです。


些細なことでも、自分自身に価値がある。

自分という存在は唯一無二の大切な存在である。

ということを感じられます。


もし自分を認められないという感情がある人は、

ぜひ毎日試してみてください。



自分を大切に。

それでは。


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