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”感じる力”を育み、”対話力”を磨く1年に

あけましておめでとうございます。ちょっと遅いですが新年のご挨拶も兼ねてnoteを書きます。


自分の想いを形にしたいと思って2020年に始めたnoteでしたが、僕のnoteを読んでくださる方がいて、さらにコメントまでくださる方もいて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

交流してくださる皆さんのおかげで、想いを言葉にして残すことに大きな意味があると気づくことができ、noteを始めて心から良かったと思えた1年でした。本当にありがとうございます。

noteでの経験を通して、自分の中でもっと”対話力”を磨きたい。もっとたくさんの人と交流してみたい。そんな気持ちが芽生えていることに気づくようになってきました。



さて、この「対話力」ですが、僕が深く考えるようになったのは昨年が初めてです。なぜそう思うようになったかというと、”対話”が豊かさに直結すると思ったからです。

豊かさの対象は自分の心だけではなく、自分が大切に思う誰かの心も含みます。だからこそより深く考える必要があるし、そこから逃げてはならないのだと思うようになりました。



”対話”を磨くことは、”生き方”を磨くことと同義であり、そのためにも自分の心の状態を健全に保つ必要があると思っています。自分が何に喜びを感じるかを知り、それに向かって素直に行動できる、その状態こそが基盤にあると思うからです。

これが簡単なようでとても難しい。実際に意識を向けるようになってから思いましたが、自分が何をしたら喜ぶのかが意外とわからないものです。

自分が一番身近な存在であるのにも関わらず、です。


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だからこそ、まず一番に向き合わなければいけないのは”感じる力”を育むことだと思いました。


素直な気持ちに背き続けることには必ず無理が生じます。ゆっくりとゆっくりと無意識に、自分の本当の気持ちに気づかなくなっていきます。自分の気持ちが分からなくなってくると、次第に他者の気持ちも分からなくなっていきます。

気がついたら平気で自分にムチばかり打つようになっている可能性もあり、状態によってはそれに対する痛覚すらもなくなっている可能性もあるわけです。自分に痛みはないので平気で他者にも同程度のムチを打ちます。それが自分にとっての”普通”だからです。


このメカニズム、だいぶ恐ろしいと思います。


「自分の時代はこうだった」「自分の時はこうだった」「自分は間違っていない、間違っているのは世の中だ」と、苦痛が美学とされる例です。この考え方からは何も生まれません。


しかし世の中の反応も正直です。鏡のように返ってきます。どんなに自分を正当化しようとしても、それが歪んでいたら誰も喜びはしません。結局は自分ですらも喜べないんです。それを感じ続けることになったら、必ずどこかで自分と向き合う時がくるのだと思います。


「自分のことを労りたい」
「無理せずもっと楽に素直に生きて良いと思いたい」
「もっと他人にも、自分にも優しくしたい」


強がっている人ほど、心ではなく頭で動いてしまっている人ほど、どこかにそんな素直な気持ちがあるはずです。

まずはその気持ちを感じ、受け入れることから始めたら良いと思います。弱い自分を認めて、受け止めて、その上で自分に優しくしても良いわけです。誰かのために、社会のために、率先して自分を犠牲にする必要なんてありません。自分自身を一番理解し、一番労れるのは自分だけなので。


まずは自分で自分を満たしてあげること。自分を満たし、溢れた気持ちを苦しむ誰かに還元してあげること。その流れが一番大切なのだと思います。だからこそ自分を満たしてあげることに価値があると僕は思います。


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僕はこれまでずっと自分の気持ちに蓋をしてきました。自分が我慢すれば良い、我慢すれば丸く収まる。そんな生き方をすることで自分を守っていたのかもしれません。それはおそらく、昔の僕がその環境で生きる上で無意識に選択した考え方にすぎません。

しかし、レールのない社会を生きていく上で、本当にそれで良いのかと真剣に考える時が来るように思います。人生のステージによっては大事にしていたその考え方で逆に自分を苦しめてしまうこともあるのでしょう。

それを感じたら、それを否定せずに受け入れて、ゆっくりと手放してあげる。そんなことも大事なのかなと思います。



こんなことを感じた2020年です。

この1年を受け、今年は自分の素直な心の動きを感じることに努め、子供のように気持ちに素直に従うということをしてみたいと思います。

自分の目で見て触れたもの、その1つ1つを頭ではなく身体で感じ、想像力を膨らませるように。自分を満たす先に、他者や社会があるようような、そんなイメージで過ごしてみます。



今年もnoteの投稿は続けていきます。皆さんのnoteも拝読させていただけたら嬉しいですし、noteで楽しく交流できたらもっと嬉しいです。

長くなりましたが、ここまでお読みくださり本当にありがとうございました。そして2021年もどうぞよろしくお願いします。

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