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これまでのキャリア、今後の目標など

記事も5本目ということで書くのに慣れてきたので、投票企画に参加してみようと思います。


これまでのキャリア

経歴は↓に書いています。

ざっくり話すと、数学の勉強を頑張った人が生命科学の研究をし、データサイエンティストを経て、現在医療業界のAIエンジニアをしているのが私です。
今の職種で頑張っていこうと思ったのは大学院での経験が生きています。そして、それを現在まで継続することができています。

戦略なく選んだ大学

私は、高校までは将来何をやるのか、全くイメージもなく漠然と大学進学のために過ごしていました。進学校にいたので、難関大を目指していました。しかし、結局合格することはできずに、後期で一番点が取りやすい数学の配点を重視する国立大学の数学科を受けてそこに入学することにしました。

そんな理由で入ったのでかなり苦労しました。卒業に不安はありませんでしたが、正直数学は嫌いになりました。そんな状態でしたが、専門性を活かした職に就きたいとは思っていたのでアクチュアリーの勉強を頑張っていました(最終的に院生途中で準会員にはなれました、年会費払っていないので失効していると思いますが…)。

研究で数学に目覚める

数学の研究に対するモチベーションは全くなかったので、研究室配属ではシミュレーションを中心としている応用数理学を選択しました。そこで、指導員から「じゃあWHETやれば?」と言われて、B4ではずっとWHETをやっていました。そんな状態だったので、数学科の卒論発表会では数式を一つも出しませんでしたw(本当に不届きものですが、卒業認定はいただけました)。

院生でも引き続き同じような研究をしている中で、データがたまってきたので本腰を入れてデータ解析するフェーズになりました。すると、これがめちゃくちゃ楽しい!!

  • 画像をフーリエ変換することによってエッジ抽出

  • 変わった量的尺度を扱う角度統計学で球体内の分布を定量化

  • 深層学習による細胞種の自動判別

これらのことが、数学をこれまで学んでできたからこそすんなりと入ってきて、研究をゴリゴリに進めることができました。正直、実験は下手でしたがデータ解析力だけで修士を乗り切ったと思いますw。

また、このときに解析時間を圧縮するためにプログラミング言語を身に着けました(この時はRが中心)

データサイエンティストになるがデータ利活用の闇を知る

新卒はデータ解析での仕事に憧れてデータサイエンティストを選びました。入ったのは受託分析会社で、コンサル色が強い会社です。そこで、データ利活用の所作を学びながら様々な業界のデータサイエンスに触れました。要件定義から施策立案まで幅広い範囲で携わることができて、かなり有意義な時間を過ごすことができました。

しかし、仕事をしていく中で違和感を覚えます。私の考えるデータサイエンティストの理想と、社会・会社が考えるデータサイエンティストへの期待がかなり乖離しているのではと思うようになりました。

その中で、社会に必要とされる仕事は何だろうという目線で事業を眺めるようになっていき、ズバリという会社からオファーをいただくことができましたので転職をしました。

これから目指していきたいこと

前章で書いた通り、私にはデータサイエンスのスキルしかありません。その持っている武器の中で社会に必要とされることを頑張っていきたいです。

豊かな人生を送るための考え方として「Ikigai」というものがあります。私は今、「得意なこと」ができ、それが「好きなこと」になり、実際に「稼げること」として給料を頂きながら生活できている状況です。しかし、「必要とされているか」は自分の中でははっきりと肯定できません。

「Ikigai」 引用: https://gri-blog.hatenablog.com/entry/2020/03/31/224640

そこで、会社の事業をデータサイエンスの力で、社会にとって必要を通り越して当たり前にしていくことを目標とします。これは、とても困難なことですが時間がかかっても成し遂げていきたいです。

この目標が達成されたかどうかの答え合わせは30年以上先の話になりますが、引退するときに良い思い出となるように日々研鑽と進歩をしていきたいものです。

最後までお読みいただきありがとうございました!!

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