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NETFLIXコンテンツレビュー⑤ 『エミリー、パリへ行く』


海外ドラマからアニメ作品まで圧倒的なコンテンツ数を視聴している、映像配信サービス中毒者であるOLが、観賞した作品を辛口レビューするnoteです。今回は、NETFLIXで人気のドラマ、『エミリー、パリへ行く』についてのレビューを書いていきたいと思います!

『エミリー、パリへ行く』 概要

『エミリー、パリへ行く』は、NETFLIXオリジナル作品として配信されているドラマです。これまでに、2シーズン、全20話が配信されており、すでにシーズン3、4の制作が決定しているという情報もあります。1話30分程度と短めのドラマとなっており、サクッと視聴することができるのも魅力です。

『エミリー、パリへ行く』 あらすじ

シカゴでマーケティングの仕事に勤しむエミリー(リリー・コリンズ)は妊娠が発覚した上司の代わりにパリへ赴任することに。フランス語を全く喋れないエミリーは果たして生き抜くことができるのか。1人の女の子が、誰もが憧れる街・パリで、仕事や恋を通して成長していく姿を描いたお話です。

評価 ⭐️⭐️⭐️⭐️(星4/8)


女優さん方のファッションが超素敵!!特に主演のリリー・コリンズの服装は非常に個性的で印象深いです。一般人が着たら絶対に似合わない色の組み合わせを着こなし、パリの街を颯爽と歩く彼女の姿たるや。目の保養のためだけに全シリーズ観れる

ドラマを通してパリの美しい景色を堪能できるのも良いです。ヨーロッパの街はどこを切り取っても絵になりますね。毎回、次はどんな景色が観れるのだろうかとワクワクしてしまいます。

また、フランス文化を味わえるのも楽しかったです。例えば、「休みの日は仕事の話をするのは厳禁」や「Work to live」などいかにもヨーロッパっぽい話題がたくさん出てきます。ますます私のヨーロッパに住みたいという願望が膨れ上がりました。

かわいくて美しくて素敵なパリの姿が存分に詰まった、夢を与えてくれるドラマだと思います。

パリ


残念だった点


ほぼ全編が英語であること。主人公エミリーはフランス語が話せないという設定ですが、シーズン2終了時点では、いまだにフランス語が話せません。むしろ、彼女を取り巻くフランス人が彼女に合わせて英語を話しています。このドラマではほとんどのフランス人が英語で日常的に会話しているように描かれています。フランス人の生活にアメリカ人が溶け込んでいくという設定のドラマであるにも関わらず、英語でしか会話が行われないことに非常に違和感を覚えました。あくまでもこのドラマに描かれている”フランス人像”はアメリカ人が見るフランス人でしかないのか、、、と少し幻滅させられました。もう少ししっかり世界観を作り込んで欲しいものです。

ストーリーがありきたり。主人公が仕事で失敗と成功を繰り返し、成長していく姿。恋に落ち、友人との三角関係の間で揺れる姿。全てがありきたりです。面白くないこともないけど、特別すごい展開や裏切りはないです。このドラマは『セックス・アンド・ザ・シティ』のダーレン・スターの製作だそうです。もっと『SATC』のようにリアルな男女関係や洗練されたジョークを描いて欲しかったです。


総括

『ゴシップガール』『SATC』など、華やかでキラキラした世界観のドラマが好きな女性に向けてオススメのドラマです。また、パリを旅するという擬似体験をしたい方にオススメです!

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