考えさせられる日々①

〜すべて白紙〜

以前記したことがあるが、私は発展途上国で公衆衛生的な関わりをすることが夢であった。
JICA青年海外協力隊の看護師として派遣されることを目標にし(派遣時に3年以上の業務経験必要)日々働いていた。

やっと応募資格に達した、2020年度春募集。健康診断もTOEICも受け、書類を何度も何度も添削してもらっては修正し、応募した。一次試験結果が出る5/20は休み希望も出し準備万端であった。その矢先、4/14。コロナの影響で試験を中止することが決定したと連絡が入った。

正直、このために働いてきたといっても良いほどであり、ショックが大きすぎた。何のために働いているのかわからなくなった。

しかし、それと同時に、本当に私がしたかったことは何なのか、考えさせられた。だれがこんな事態が起きると予想していただろうか。誰もがこの先のことについて白紙となった今、自分を見つめ直す機会となっているのではないだろうか。

留学や大学院への進学、国際的病院への転職、一旦海外ということを置いて産業保健師になろうかとも考えたり…。やりたいことはたくさんある。まだまだ模索中ではあるが、自分がなりたい理想像や目標は常に持っていたい。