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キャッシュエンジン経営という考え方

「起業3年目までの教科書 はじめてのキャッシュエンジン経営」という本を読んだのですが,なかなかに興味深い内容でした.

キャッシュエンジン経営とは

安定的にキャッシュを作ることができる事業で企業をすることと著者は呼んでいます.とにかく日銭を稼ぐことに徹して,余裕が出てきたら,他の新規事業に進出していくという流れです.

かの有名なホリエモン(堀江貴文さん)が創業したオンザエッヂやabemaTVとかをやっているサイバーエージェントといった会社の拡大していった過程を分析しています.代表に聞いたことはないですが,僕の所属している会社もキャッシュエンジン経営をとり入れているのかもしれません.

キャッシュエンジン経営は地味

最先端の技術を使ったり(今ならAIとかかな),派手で目立つ事業ではなく,どちらかといえば法人向けで地味な事業であることが多いみたいです.オンザエッヂだとウェブ制作,サイバーエージェントだと広告代理事業といったように,大当たりなどしたりはしないが,赤字が出にくい(ローリスクローリターン)事業をしていました.

こういったキャッシュエンジン型事業と比較して,開発までに時間がかかるが一発当たったら大きな利益が出る事業をスケール型事業と定義しています.上手く軌道に乗ればいいですが,起業で多くある失敗は,スケール型事業をやってみるものの,利益を出せず終わってしまうパターンのようです.

そういえば,昔インターンをしていたベンチャーで自社サービスで当てようとしたが,上手くいかず受託開発に切り替えたと言ってました.そしてやるなら,受託から始めた方がいいと.理由は聞いていませんでしたが,この本を読んでもしかしてキャッシュエンジン経営が必要だったから?とふと思いました.

電通もキャッシュエンジン型事業をやっている

ローリスクローリターンの会社は人が多ければ多いほど利益を生みます.理由は,1人あたり稼げる額に限界があるからです.たしかに,スケール型事業でなにかアプリをヒットさせると,アプリのメンテなど少ない労力で稼ぐことができますが,キャッシュエンジン型事業だと難しそうです.

電通は日本一の売上高の広告代理店ですが,その理由は社員数が一番多いから.人が多いのでその分売り上げも多くなっています.

起業を目指している人もそうでない人もオススメ

採用についてもどういう考えをすればよいか書かれていて,非常に面白い本でした.起業を目指している人もそうでない人にもオススメの本です.

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1996 | エンジニアぴかぴかの2年目 | https://github.com/katsuya-n/resume