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「当たり前」が価値になる!未経験者がグッとくる漁業の魅力とは

今回は人材採用支援サービス「WaaF」をご利用いただいている、高知県の有限会社日昇さんの事例をご紹介します。

同社では漁業の「当たり前」を魅力として発信し、他業界から貴重な若手人材の採用に成功しています。

今回はそんな同社に入社した新人漁師の大石さんと土屋さんにお話をお伺いしました。

足場の仕事からカツオ漁師に

大石さん(27)

LH)今日はお時間を頂きありがとうございます!早速ですが、大石さんが漁師になろうと思ったきっかけを教えて下さい!

大石)もともとは足場の仕事をやっていたのですが、なんとなく漁師をやってみたいなと思ってて、インターネットで探してこの求人を見つけました。漁業も色々あるけどカツオが一番面白そうだなと思って、ほかは特に応募せずにここに絞って転職活動をしてましたね。

LH)なるほど!第一志望の船に乗船できたようでよかったです!実際に半年ほど働いて、仕事はどんな感じですか?

いやー・・めちゃくちゃキツイですよ!足場の仕事もキツかったですけど、全然違うキツさですね!
群れが見つかるまではゆっくりな時間もあるんですけど、漁が始まったら息をつく瞬間もなく一気に時間が過ぎていきます。

LH)なるほど、やはり慣れるまでは大変なんですね。。そんな中でも楽しい部分はどんなところがありますか?

大石)最初は魚を運んだり、餌の管理とかをやっていたんですが、今は竿を振らせてもらえるようになりまして!やっぱりなんだかんだでカツオを釣ってる時が一番楽しいです。船内の雰囲気がガラッと変わるワクワク感がハンパないです!

LH)いいですね!仕事が充実しているようでなによりです!
仕事以外の部分でいうと、船の上の生活は慣れましたか?

大石)最初は戸惑いましたけど、船の皆さんに良くしてもらえるので問題なく過ごしてますよ!何より船にいる間は食事も出ますし、生活費がかからないことがめちゃくちゃありがたいです

LH)なるほど!確かに家賃も食費もタダと考えたら比べ物にならないぐらいお金が貯まりそうですね!

大石)そうなんですよ!あとは漁師になる前は当たり前だったことが幸せに感じられるようになりましたね〜。今こうして陸にいるってだけでもありがたみを感じますから。笑

大石)それと自分はもともと自由人なんで、カツオ船のように魚を探していろいろなところに行く感じも好きなんです。
今の時代は何かと生きにくいこともあるけど、海ってなんというか・・縛りもなくて自由じゃないですか。
水揚げのときは気仙沼や勝浦に入るんですが、港町のあの自由な雰囲気も好きなんですよね。
なんだかんだで今の働き方は自分に合ってるなと思ってます。

LH)すっかり馴染んでいてもう完全に海の男ですね!これからも頑張ってください!本日はありがとうございました!

清掃業からカツオ漁師に

土屋さん(35)

LH)本日はお時間いただきありがとうございます!土屋さんはなぜカツオ船に乗ろうと思ったんですか?

土屋)自分は工場勤務や清掃業など色々やってここに辿り着いたんですが、次に転職するときに次は変わった仕事をやりたいなと思っていて、漠然と漁業に興味があったんです。その中で以前に一本釣りの映像を見たときに、とてもやりがいがありそうな仕事だなと感じたのがきっかけですね。

LH)なるほど!カツオ船は基本的に長期の航海になりますが、初めての漁業でいきなり船上生活になることには不安はなかったですか?

土屋)自分はずっと実家で暮らしていたので、どこかで一度家を出てみたいという思いがありました。とはいえ生活費に関しては不安があったので、そういう意味で長期の航海に出て船の上で生活をするっていうのはちょうどいい選択肢でしたね

LH)なるほど!沖に出る漁業だけでもいろいろな求人があると思うのですが、その中で日昇さんを選んだ決め手があれば教えて下さい!

土屋)これまではあまり自分に自信を持てなくて、転職をきっかけに変わりたいという思いがありまして。

代表の中田さん

土屋)入社前の面接では代表から、まずは3年乗って「海技免状」を取得することの価値を力説してもらいました
今は全国的に免状保持者が不足していて、資格を持っていればどこに行っても重宝されるという現状を聞き、自分も取得できたら自信につながるんじゃないかと思えたんです。

LH)確かに海技免状を持っている人はこの業界ではどこに行っても引く手あまたですね。取得できたら一生食いっぱぐれることがない資格だと思います!

土屋)資格って仕事のために必要だから取得するものだと思っていたのですが、ここでは「免状を取ってもらうことが船に乗ってくれた人への恩返し」と言ったいただき、イメージががらっと変わりましたね。

土屋)実際に免状を取得したら給与がいくら上がるとかだけじゃなく、ここを卒業してから免状を生かして商船で活躍している人の話とかも教えてもらったりして、本当に免状を取れば人生を変えられるんだなと。
そんな感じでここは仕事だけじゃなく船員としてのキャリアまでしっかり考えてくれていて、自分が成長できそうな環境だなと思えました。

LH)なるほど!会社の考え方が素敵ですね!
最後に、今後の目標を教えて下さい!

まずはここで成長して免状をとって、今まで世話になっていた親に恩返ししたいですね。
そしてたくさんお金を稼げるようになったら、いつか自分の船を持つのが夢です。

LH)素敵な意気込みありがとうございます!これからも応援しています!

私達ライトハウスでは、このような水産業界に特化した人材採用支援サービスを運営しております。

昨今はインターネットで何でも調べられる世の中ですが、漁業をはじめ水産業に関する情報はまだまだ不足しています。

働き方をわかりやすく伝えてあげることで、今回の沖合漁船のように「生活費がかからない」「資格を取れる」というような、業界内では当たり前のことでも、未経験の候補者にとっては大きな魅力になり得るのです。

自社の魅力にピンとこない会社様でも、専任のサポートスタッフがじっくりとお話をお聞きし、魅力を引き出すお手伝いをさせていただきます!

WaaFでは今回のような沖合漁業をはじめ、沿岸漁業や養殖業など、さまざまな漁法でサポートを行っています。

また漁業以外にも水産加工業、飲食業、営業マンの採用も多数実績があります。

人手不足でお悩みの船団さま、将来のためにサービス導入にご興味をお持ちのご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にライトハウスまでお問い合わせください!

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