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GSに聴く曲5選

(G) キターリフで (S) ストレスを解消したいときに聴く曲。あるいは、(G) ギターリフがロック史に残る (S) 素晴らしい曲

なんだかんだ言っても、ロックの中心はやはりギターです。HR / HM から始まって昨今の Djent に至るまで、多くのサブジャンルはギターの使いかたで分類された、とも言えるでしょう。それらのすべてから 5曲を絞るのはさすがに無理です。なので、サブジャンルによる選別ではなく、年代別に 5曲をお贈りしたいと思います。元祖はジミ・ヘン、60年代の Zep・Purple・Sabbath は殿堂入りさせ、70年代からスタート。


☆Achilles Last Stand☆

Title              Achilles Last Stand
Artist            Led Zeppelin
Album  「Presence」1976
Comment 殿堂入りしたはずの Zep が 70年代も君臨。リリース当初、渋谷陽一をして「ロックが到達した最高の地平」と言わしめた名曲です。

☆Red Sky☆

Title               Red Sky
Artist             Michel Schenker
Album   「Built To Destroy」1983
Comment  ギター神・Michel Schenker には秀逸なギターリフが数多くありますが、そのなかでも、イントロよし泣きメロよしアウトロよし、の三拍子そろったのが本作。70年代のギター小僧は大概 Ritchie Blackmore と Michel Schenker の速弾きを完コピするのが夢だったような。

☆Smells Like Teen Spirit☆ 

Title               Smells Like Teen Spirit
Artist             Nirvana
Album   「Nevermind」1991
Comment  シンプルながらも、一度聞いたら忘れられないリフ。物議を醸しましたよね、Boston「More Than A Feeling」にそっくりだって。Kurt 自身この曲にはかなり屈折した思いを持っていましたが。いや、先入観を持たずに接するのが、むしろこの曲の正しい聴きかたかも。

☆Stockholm Syndrome☆

Title               Stockholm Syndrome
Artist             Muse
Album   「Absolution」2003
Comment  現在の王道ロック最強の 3ピースが Muse でしょう。この動画 2007年のウェンブリー・ライブ「HAARP」の頃が、もっとも勢いがありましたね。4th「Black Holes & Revelations」~ 5th「The Resistance」の時期です。This is the last time , I'll abandon you ~ I wish I could. がサイコー。

☆Tooth and Claw☆

Title               Tooth and Claw
Artist             Animals As Leaders
Album   「The Joy Of Motion」2014
Comment  21世紀のギター神・Tosin Abasi 率いる Animals As Leaders。8弦ギターによって操られるリフは、メロディというよりもリズムを刻んで印象づけられます。ポリリズム、シンコペーション、変拍子、を織り交ぜた、あらゆる技法の万華鏡ですね。すでに存在するロックの未来形。

思った以上にこの 5曲を選ぶのは大変でした。とくに 80年代、90年代からそれぞれ一曲を決めるのは難儀しました。何周も回って、結局は世間的によく知られた「安定性」=文句のつけようがないところに、落ち着いたというか、逃げ込んだというか。Van Halen、Iron Maiden、Metallica、Yngwie Malmsteen、が最終候補で争ったメンツです。「たぶん、あの曲だろうな」と思い当たるところはあるでしょう。はい、きっとそれです。

その代わり、と言ってはなんですが、Tosin Abasi だけはぼくの好みを問答無用に通しましたよ。ここ数年は Tosin Abasi 関連のユニットと Modern Day Babylon に嵌っていまして。動画をご覧いただければ充分です。手数の多いドラマーを千手観音なんて呼びますが、もはやギターの千手観音。

というわけで、今回の Spotify プレイリストは以下の 2個。新しい出会いになれば、幸いです。 

それでは、また。
See you soon on note (on Spotify).




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