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承認欲求って手強いよね
最近の悩み事、たぶんこれからもずっと
何か表現したいと思い立ってnoteとツイッターを始めてから、少し経った。
めでたく自由に自分の考えや思いを表現できるようになったのだが、新たな悩みも浮き上がってきた。
それは、承認欲求だ。
自分の書いた作品や、投稿に対する他者の評価がとても気になって仕方がない。
スキやいいねをもらえると喜び、何も反応がないと「自分の作品がダメだったのかな」と落ち込んでしまう。
まさに一喜一憂という状態。自分でもこの悩みを打ち明けるのは恥ずかしいが、思ったことは正直に書きたい。
SNSで簡単に発信できるようになったこの現代で、同じような悩みを抱えている人は多いのではないかと思う。しかも、いいねやフォロワーの数も数値化されて見えるようになっている。
ジャーナリストのデイビッド・ブルックスは、気をつけないと、私たちはいずれ他者からの承認を求める機械になってしまうと、警鐘を鳴らしている。
では、なぜ私たちはこんなに他者の評価を気にするのだろう。
他者からどう思われるかは、生死に関わることだった
狩猟採集社会に生きていた私たちの祖先は、集団で力を合わせて生活をしていた。
周りには現代と違って危険がたくさんあり、一人で生きていくのは困難だった。(サーベルタイガーなど危険な野生生物がいっぱいいた。)
こんな状況で他者から嫌われて集団からはじき出されると、どうなるか?
そう、間違いなく死んでしまう。周りからの評価に無関心だった祖先の遺伝子は、生き残らなかったのだ。
現代と狩猟採集社会で人間の遺伝子は、ほとんど変わっていないので、現代に生きる私たちが他者の評価を過剰に気にしてしまうのは、仕方がないことなのだ。遺伝子に抗うことは、できない。
だから、現代に生きる私たちは、このことに気を付けておかなければならない。
周りからの評価を気にしすぎるあまり、自分が本当は何に幸せを感じていたのかを忘れてしまうかもしれないから。
自分の中の基準を大事にする
SNSだけに限らず、生き方やファッションなど、自分のアイデンティティーに関して他人から色々と評価されたり、言われたりするかもしれない。
もちろん、役に立つアドバイスもあるだろう。でも、最終的には自分の中の基準に従って生きることが、何よりも大事だと思う。誰も自分の代わりに、人生を生きてくれないのだから。
これって、思ってるよりもずっと難しいことだと思う。人間の本能に逆らって、生きることになるから。どうしても、「周りからよく思われるように」という気持ちが芽生えてくる。
世界一の投資家と呼ばれるウォーレン・バフェットが、このことについて良い言葉を残しているので、紹介する。
「私のしたことが周りの人間にとって気に入らないものであっても、私自身がそれを気に入っていればそれで満足だ。だが周りが褒めてくれたとしても、私自身が自分の仕事に納得できなければ、不満を感じる。」
承認欲求に振り回れされそうになったら、この言葉を思い出したい。
最後に
これから生きていく中で、周りからの評価が気になるのは避けられないことだが、自分の価値観を大事にして、書きたいことを淡々と書き続けていこうと思う。
自分が本当に書きたいことを書き続けていれば、いつか読んで共感してくれる人も増えると信じて。
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