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書くことは、非線形な成果


昨日、「書き続けること」についての記事を書きました。

そして、この記事を書いて思ったのが、「書く」ことは非線形な成果だということです。

「なんやねん、非線形って。」

そう思われた方も、多いかもしれません。

非線形とは、線形ではないこと。
つまり、曲線であるということです。

今回は、非線形の成果について、議論したいと思います。

結論を言うと、非線形な成果は長期的に見ると、とても大きな成果になります。

これについて、数学のグラフを使って考えていきます。




線形な成果


非線形について議論する前に、線形の成果について考えてみましょう。

線形とは文字通り、直線であるということ。

いわゆる中学校で習う、一次関数のグラフのことです。

線形の成果をグラフで書くと、こんな感じ。

線形グラフ


始めてすぐに成果が出て、一定の傾きで伸びていく。

線形の成果の例としては、バイトなどの時給労働。

時間に比例して、給料が増えていきます。

長いこと勤めていると時給も上がるけど、傾きはほぼ一定です。

では次に、非線形の成果について見ていきます。



非線形な成果


サムネにもしましたが、非線形なグラフはこんな感じ。

非線形グラフ


始めてすぐには成果は出ないけど、時間が経つにつれて傾きが大きくなるもの。

僕はnoteで書くことは、この非線形のグラフと同じだと思います。

書いてすぐには、成果は出ません。

でも継続して書き続けると、着実に作品の数が増えていきます。

作品の数が蓄積してくると、周りに認知されて読まれるようになります。

そして昔に書いた作品も、興味を持っていただいた方には読まれます。

良い作品が増えてくると、周りにシェアされる可能性も高まります。

もちろん、常に作品の質を向上させていこうとする努力は必要ですが。


線形の成果と大きく違うのは、時間が経つと傾きが増加すること。

つまり、時間がだいぶ経ってから、一気に成果が大きくなるということです。

雪だるまを、転がすみたいに。

雪だるまは最初は、めちゃくちゃ小さいけど、坂を転がし始めたら一気に大きくな
ります。

もちろん停滞する時期は必ずあるので、こんな理想的に成果は増えていきませんが。


そしてもう一つ重要な点が、noteを書いていなときでも、成果が出るということです。

過去に書いた記事はずっと残っているので、自分が違うことをしている間にも、文章は誰かに読まれます。

アルバイトは働いているときにしか、成果は出ませんが。

ここが大きな違いです。



個人的には、線形の成果で一定の成果を担保して、長期的に非線形の成果を増やしていくのが良い作戦だと思います。

非線形の成果だけだと、短期的な成果を上げられないので。

積立投資をしようと思ったら、生活するための日銭を稼ぐ必要もありますよね。

それと同じです。




最後に


僕は、こんな感じで数学を使ってモデル化して考えるのが好きです。

日頃から数式を使って、研究しているからかも。

理論物理の研究室なので、数式のモデル化や計算が大変ですが。

また今度、日常のことについて数学を使って、モデル化してみたいと思います。

SNSの拡散力について、数学で考えると面白そう。

そのうち、書くかもしれません。




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