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こんな人間です

会話するときの自分はすごく恥ずかしがり屋で自分のことを話すのは苦手だけど、文章なら書けると思ったので、性格のこととか目指していることとかを書こうと思います。


一人が好き

超内向的です。一人でいるのが好きなので、一人でいる時間が自然と長くなります。外向的な人からしたらびっくりするかもしれないけれど、全く知り合いと合わずに一日が終わることもあります。コロナで外出自粛が要請されても、自分にとってはむしろ快適でした。

人と関わって傷つくのが怖いというのも理由として、少なからずあるかもしれないです。まあでも、周りにはそんなにひどいことを言う人もいないので、人と関わることを避けた結果一人の時間が多いというよりも、やっぱり自ら一人で過ごす時間を取ろうとしている気がします。

試しに一度、自分が楽しいと思うことや好きなことをノートに列挙していったら、ほとんどが一人でやることでした。どうやら自分はワンピースのルフィみたいに、たくさんの仲間を連れて何かをやるということは向いてないらしいです。完全に主人公タイプではありません。

思えば子どものころから一人の時間が好きでした。協調性はある方なのでみんなと一緒にサッカーなどの外遊びを楽しむことはできたけど、一番充実感を感じていたのは一人で何かをしている時間でした。一人で絵を描いたり、本を読んだり、考え事をしたりといった自分の中で何かに没頭する時間が好きだったのかもしれません。



一人が好きと言いましたが、実は人のことにもとても興味があります。「あの人は何を考えているのだろうか」みたいに他人の考えていることがしょっちゅう気になります。人間観察って言うんですかね。今、大学の図書館でこの文章を書いているけど、周りの人が何をしているのかとかに興味津々です。

あ、前に座っている理系の男子大学生は早送りで授業動画を見ているぞ。そりゃあ授業動画は時短で試聴して、早く遊びたくなるよね。

あと本や動画で人間について学ぶのも好きです。振り返れば心理学、生物学、歴史、小説などさまざまな観点から人間というものについて、知りたいという欲求がありました。ベストセラーにもなった『サピエンス全史』みたいな本は大好きです。

大学では物理を専攻していますが、これは物理ができたらかっこいい思われるという、くそしょうもない理由で物理学科を選んだだけなので今は人間に関することを専攻すればよかったと非常に後悔しています。やっぱり見栄で選ぶと、ろくなことがないと気づきました。



友達は気心知れた人が4人いて、こんな社交性がない自分を受け入れてくれて本当に感謝しています。一人が好きとはいっても、ずっと孤独であることはつらいです。

たまに友達と遊ぶけど、やっぱり友達の存在は大きいと感じます。いつでも頼れる友達がいるからこそ、一人の時間を楽しむことができると思います。

彼らのために何かを与えられるような人間になりたいです。それは、心の安らぎかなんなのかはわからないけれど。




刺激に弱い

これは一人でいるということにもつながるかもしれないけど、自分はすごく刺激に弱いです。誰かと旅行に行ったときにすぐに疲れてしまいます。ゴールデンウィークに二泊三日の旅行をしたけど、一人の時間が全くないまま三日も過ごすと次の日はその疲労で寝込んでしまいました。

人混みの中で過ごしたり、ずっと友達と会話を続けるのは他の人にとっては何てことないかもしれないけれど、自分にとってはすごく苦手なことです。

あと、車の運転や飲食店のバイトなどといったマルチタスクが求められる作業もかなり苦手です。たくさんの情報が入ってきてしまって、処理するのにすごく時間がかかるのだと思います。

会話しながら運転すると本当に事故りそうになるので、運転する前にあらかじめ乗車している人に「運転に集中しないと危ないから、無言になるよ」と言っています。



振り返ると昔から家族や友達から「気にしすぎ」や「びっくりしすぎ」とか言われてきました。たくさんの情報を受け取ってしまう敏感な気質は、たぶん努力では変えられない気がするので、これからもずっとこの気質と付き合っていかなければいけないと思います。

たくさんの人といろんなところに出かけにいって刺激的な生活を送りたいと思っていたこともありました。でも、そのような日を送った次の日に寝込むという経験を何回もしたので、刺激的な生活を送ることは自分にはできないと割り切るようになりました。

世間的には華やかな生活がよしとされていると思います。たくさんパーティに行ったり、ブランド品を買い集めたり、高級な料理を食べたりといったことです。テレビやネットの広告でも華やかな暮らしを追い求めるように、私たちにはたらきかけている気がします。

華やかな生活を追い求めるような人が増えれば増えるほど、日本の経済がよくなるからテレビやネットの広告はそのように影響を与えようとしているのかなって思います。(自分の勝手な思い込みかもしれません。)

かつて、僕も華やかな生活に憧れて無理をしていたときもありました。自分がどういう生き方をしたいのかよくわからなくて、とりあえず多くの人が望むような富や名声を求めていました。

でもそのような生き方は自分の価値観と乖離していて、たくさんのことを必死に頑張ったわりには満足のいくような生き方を送れていませんでした。刺激に弱いはずなのに刺激を求める生き方をしていたら、しんどくなるのは当然です。

「なんか違うな」

そう思ってモヤモヤしていたときに『インサイト』という本に出会って、価値観を見つけることの大切さとその見つけ方について知ります。


この本を読んで、研究で効果が確かめられている価値観を見つけるワークを行うことで自分が本当に望んでいる生き方がわかりました。




静かな生活を送りたい

この本を読んで自分と向き合うことで、自分が本当に望んでいるのは「静かな生活」だということがわかりました。

ここでの「静かな生活」というのは静かな環境だけでなく、心の平静さも含まれています。

静かで快適に過ごせるような生活を送りたいなと自分の本心はそう言ってました。

ただ誤解を与えたくないのが、「静かな生活」というのは毎日何もしないでゴロゴロするということではないです。僕はたくさんの人とずっと一緒にいると疲れてしまいますが、一人でいろんなことをやるのは好きです。

まだ行ったことのないものを食べたり、新しいジャンルの本を読んだり、変わったものを食べたりしたいといった好奇心はあります。集団の中では引っ込み思案ですが、一人だとかなりアクティブだと思います。

あと、一人の時間がどうしても欲しいタイプだけど、少数の近しい人との関係は大切にしたいと思います。ずっと一緒にいるのはすぐに疲れちゃうけど、仲のいい人と他愛もない話をするのは好きです。

ただそばにいてくれるだけで、心が落ち着くような親友がいるのですが、その人の存在は計り知れないです。心の大きな支えになっています。



「静かな生活」を送ることが目標だとわかりましたが、これを達成するために何か行動を起こさないといけません。望んだ生活は向こうからやってきてはくれません。

まず、一人でゆっくりできる時間を確保するのはけっこう難しいです。僕は理系の大学院生なのですが、研究は思ってたよりも大変で心が消耗してしまいそうになります。働き始めるとさらに忙しくなって、今よりも精神的にしんどい生活になると思います。

将来、残業とか会社の飲み会で疲弊している自分がありありと想像できます。先ほど「静かな生活」には心の平静さも含まれるといいましたが、社会人になると今よりも心が荒んだ状態になりやすくなると思います。

毎日たくさんのストレスにさらされて、メンタルがやられそうになっている自分。

そんな状況の中でも「静かな生活」を送るために僕はこれまでいろんな本を読んで、そんな生活を送るための知識を学んできました。

読んできた本は科学的な根拠があるものが多いです。僕は理系なのですが、科学が必ず正しいとは思ってないです。ただ科学ベースの知識の方が効果の出る確率が高いと思ったので、それらの本に書いてある知識を実生活で活かそうとしています。

そしてこのnoteでは、そんな知識を書きまとめていこうと思います。誰かに教えるつもりで学んだ方が記憶に残りやすいことが研究でわかっているので、どうせ書くなら自分と似たような生き方をしたい人に伝えるように書こうと思いました。その記事はマガジンでまとめています。

これからどんどん記事が増えていって、このマガジンが「静かな生活」を送るための指南書みたいになることが理想的です。最初のほうの記事はまとめるのがへたくそかもしれませんが、回数を重ねるうちにだんだんとまとめるのもうまくなると思います。



あと僕は知識系の記事以外にもエッセイと詩を書いています。こんな自分が創作するものが少しでも誰かのためになれたら、こんな幸せなことはありません。



長々と自分のことを書いてきましたが、普段は自分のことを話すのが超苦手です。

でも、書くことなら一人でじっくりできることだから自分の目指している生き方も伝えることができました。

一人でいろんなことに挑戦するのが好きだと述べましたが、書くこともそのうちの一つです。考えをうまく表現するのはとても難しいことですが、これからも挑戦し続けます。





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