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変人は創造性が高い

はい。今回は知識系の記事です。僕が好きな作家の鈴木裕さんが書くブログ「パレオな男」を読んで学んだことを、実生活と照らし合わせて書きます。今回読んだ記事が、こちら。

そうです、いわゆる変人についての記事です。みなさんの周りにも、変わった人はいますか?僕が所属している物理学科は、変な人が多い気がします。学生もそうだし、特に教授に変わっている人が多いです。

変人と聞くと「できれば関わりたくないな」とか「めんどくさそうだな」とか、思う人もいるかもしれません。たしかに常識がない人は何をしでかすか分からず、問題もよく起こすかもしれません。でも変人は、すごい能力も持っているんですよ。


それは「創造性が高い」ということ。これは研究で確かめられていて、その論文の結論を一言でまとめると「変人は情報を選り分ける能力が低いから、創造性が高い」というもの。

普通の人の脳は、外から入ってくる情報の中で不要なものは自動的に捨てるように、できています。

でも変人の脳は、不要な情報をふるい分けることができない。それで残った大量の情報が思わぬ形でつながって、独創的なアイデアが出るそうなんですよ。

なるほど、常にいろんな情報にさらされているから、そりゃあ面白いアイデアも思い浮かぶだろうなー。


物理学者に変人が多い理由も、分かった気がします。ある時、僕の指導教員の方(この人もかなりの変人)が「研究は勉強と違って、奇抜な考えができるかどうかにかかっている」と僕に教えてくれました。

研究は新しいことをしないといけないから、独創的な発想が命なワケです。つまり物理学者で食っていくためには、高い創造力が必要になります。で、創造力が高い人には変人が多い。だから物理学者には、変人が多い。「なるほど。」

たぶん芸術家に変人が多いのも、同じ理由だろうなー。東京藝術大学の学生がこの前テレビに出てたけど、変人というか奇人?っていう人がほとんどだったもんな。

周りから煙たがられやすい変人ですが、この高い創造性があるから変人の遺伝子が現代まで生き残っている気がします。変なだけで何かしらの高い能力がないと、自然淘汰されていたと思うので。


僕の周りの同級生でも、変な行動をとる人は発想も斜め上にいってて面白いです。「なんで、そんなことを思いついたん」って感じる。良い意味でクレイジーなんですね。

周りからよく「変だ」と言われる方は、創造性を武器にしてみてはいかがですか?


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