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子どもの自主性を育てるために親がすべきこと

 今日、子どもと近くの公園に遊びに行きました。子どもはクリスマスプレゼントのストライダーに乗って。私は徒歩で。
 10~15分位で着くのですが、途中にアパートの建設現場があって、いまは造成工事中。うちの子どもさんは重機が好きなので、ショベルカーを見学していきます。「動いてるねー」「すごいねー」そんな他愛もないことを喋ってくれます。

 公園でもストライダーを乗り回します。水溜まりがあれば、率先して入ります。落ち葉を撒き散らしていくのも、大好きです。

 ここでタイトルの「子どもの自主性を育てるために、親がすべきこと」なのですが、私の結論は、「何もしないこと」です。

 子どもさんが、赤い小さな木の実がいくつか落ちてるのを見つけて、「はい、どーじょ」「あっちの、はっぱ(落ち葉)の下に、隠してきて」との指示を受け、落ち葉の吹きだまりの下に赤い木の実を隠しおわり、子どものほうを振り向いたときに、そう実感しました。

 うちの子どもさんは3歳です。3歳になったばかり。このくらいになれば、もういろいろ分かってきます。まだまだ甘やかしたいですが、欧米ではもう夜も一人で寝かせるそうです。

 「子どもが成人した後も、子離れができない親」もたくさんいます。「子どもが親離れできない」のは、どちらかというと親のほうが、子離れできていないからだということも多いです。

 子どもは、一人の人間です。親の持ち物ではない。親の望むように生きていかなくていい。どう生きていくのか、子ども自身が、自分で決めればいい。

 ここまで大きくなってくれば、親がなんでも答えを与えるのではなく、歩く方向を教えるのではなく。子どもに考えさせる、子どもに選ばせる。

 親は優秀です。既に何でも知っている。子どもが選択をまちがえることもあるでしょう。もどかしく思うこともありますが、親が何でも先回りしてしまったら、子どもが自分で決められなくなってしまう。それでは子どもが可愛そうです。

 私たち親は、いつか居なくなります。ずっと一緒に居てあげることはできない。居たいけれど。まずもって親が先に亡くなるでしょうし、そうならなくても、子どもも自分の世界をすぐに持つでしょう。

 親だって、その後の生活(子どものいない生活)を、長く生きていかなければならない。そのときのことも、ボンヤリとでも考えていたほうが、結果として、子どもと良い関係が続けられると思うのです。

 まだまだ子どもも小さいですが、完璧主義はやめて、子どもに任せていきましょう。
選択を間違えたって構いません。間違いから学ぶでしょう。
子どもを信じましょう。
肩の荷を、少し、降ろしましょう。
親も子も、それぞれの人生を、楽しんで精一杯生きましょう。

 そんな風に思いました。





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