【回答用紙の裏】あなたは誰ですか?どこから来て、どこへ向かいますか?それは何故ですか?|LAP9期(2024.06)
果たしてこの問いに、
答えられない、という選択肢はあるのでしょうか。
例えば、ジェンダーについて聞かれたとします。
シスジェンダー、トランス、…
など色々ありますが、
分からない場合はクエスチョニングに分類されます。
質問に対して、「クエスチョニング」という1種の答えを出していることになります。
これは、答えないという選択肢を排除しているのではないでしょうか。
「クエスチョニング」という枠組みをつくり、線を引くことを強制しています。そもそも、ひとやものごと、世界に対して、境界(ボーダー)を引くことはできるのでしょうか。
私は、境界で分けることによって、なにかが分断され、
置き去りにされるように感じます。
私は、境界のない世界が崩れるのが怖くて、
守らずにはいられないみたいです。
習性のようなものにも思えますが、なぜなのでしょうか。
疑問が出るたびに、未回答にしたまま答えを考えたくなります。
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